DjangoでGitHub OAuth認証を有効にする方法
多くの開発者向けWebサイトでは、GitHubのソーシャル認証が導入されており、ユーザーにとって非常に便利な機能です。この記事では、Djangoで構築したWebサイトにGitHub認証を追加する手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
1. GitHubでOAuthアプリケーションを作成する
まず、https://github.com/settings/developers/ にアクセスしてOAuthアプリケーションを作成します。作成時に、以下の2つのURLを登録してください。
- https://127.0.0.1:8000/
- https://127.0.0.1:8000/accounts/github/login/callback
登録が完了すると、「Client ID」と「シークレットキー(Client Secret)」が発行されます。これらは後ほど使用するので、必ず控えておきましょう。それでは、コーディング作業に移ります。
2. django-allauthライブラリのインストール
以下のコマンドで django-allauth ライブラリをインストールします。
pip install django-allauth
3. settings.py の設定
settings.py に以下のコードを追加します。
INSTALLED_APPS = [
##################
#
#
#
#
'django.contrib.sites',
'allauth',
'allauth.account',
'allauth.socialaccount',
'allauth.socialaccount.providers.github',
'githubAuthentication'
]
SITE_ID = 1
AUTHENTICATION_BACKENDS= [
'django.contrib.auth.backends.ModelBackend',
'allauth.account.auth_backends.AuthenticationBackend'
]
LOGIN_REDIRECT_URL="https://github.com"
INSTALLED_APPS には必要なライブラリを追加し、GitHub用のデフォルト認証バックエンドを設定しています。さらに、ログイン成功時のリダイレクト先URL(LOGIN_REDIRECT_URL)も指定しています。
4. プロジェクトのurls.pyを編集する
プロジェクト直下の urls.py を以下のように編集します。
from django.contrib import admin
from django.urls import path,include
urlpatterns = [
path('admin/', admin.site.urls),
# allauth用のモジュールパス(そのままコピー)
path('accounts/', include('allauth.urls')),
# 自分のアプリのパス
path('', include("githubAuthentication.urls"))
]
ここでは、GitHubログインを有効化するためにallauthライブラリが必要とするデフォルトパスを追加しています。もう1つは、自分で作成したアプリへのパスです。
5. 管理画面でソーシャルアプリケーションを登録する
次に、https://localhost:8000/admin にアクセスし、管理画面の「Social applications(ソーシャルアプリケーション)」を開きます。
そして、新しいアプリケーションを追加します。

先ほど控えておいた Client ID と シークレットキー を貼り付けます。「Name」欄にはアプリケーション名を入力し、プロバイダーとして github を選択してください。
「Sites」セクションで example.com をクリックし、矢印ボタンで右側に移動させてから保存します。これで、GitHubがDjangoプロジェクトの認証バックエンドとして登録されました。
6. フロントエンド(テンプレート)の作成
templates フォルダ内に home.html を作成し、以下のコードを記述します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>tut</title>
</head>
<body>
{% load socialaccount %}
{% providers_media_js %}
<a href="{% provider_login_url 'github' method='js_sdk' %}?next=https://github.com">login with github</a>
</body>
</html>
ここでは、JavaScriptを読み込み、フロントエンド側で allauth ライブラリを使用できるようにしています。<a> タグには、GitHubのログインページへ遷移するためのリンクを設定しています。
7. ビューとURLの設定
views.py は以下のように記述します。
from django.shortcuts import render
# Create your views here.
def home(request):
return render(request,"home.html")
ここでフロントエンドのテンプレートをレンダリングしています。
続いて、アプリ側の urls.py を以下のように設定します。
from django.urls import path,include
from . import views
urlpatterns = [
path('',views.home, name="Home" ),
]
これでURLのルーティングとビューの紐付けが完了しました。
動作確認
以上ですべての設定が完了しました。開発サーバーを起動して、実際の出力を確認してみましょう。
出力結果

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