Pythonで多項式を計算する方法:リストと反復処理を使った実装例
Pythonで多項式を計算する必要がある場合、単純な反復処理(ループ)と「*」演算子を組み合わせることで簡単に実装できます。リストの各要素を多項式の係数として扱い、指定した x の値に対する多項式の値を求める仕組みです。
サンプルコード
以下に具体的な実装例を示します。
my_list = [3, -6, 3, -1, 23, -11, 0, -8]
print("The list is :")
print(my_list)
x = 3
my_list_length = len(my_list)
my_result = 0
for i in range(my_list_length):
my_sum = my_list[i]
for j in range(my_list_length - i - 1):
my_sum = my_sum * x
my_result = my_result + my_sum
print("The result is :")
print(my_result)
出力結果
The list is : [3, -6, 3, -1, 23, -11, 0, -8] The result is : 3349
処理の流れと解説
まず、多項式の係数を格納したリストを定義し、コンソールに表示します。
変数
xに整数値 3 を代入します。これが多項式に代入する値です。len()関数を使ってリストの長さを取得し、変数に格納します。計算結果を格納するための変数
my_resultを 0 で初期化します。外側のループでリストを反復処理し、各要素(係数)を変数
my_sumに代入します。内側のループで
my_sumに x を繰り返し掛けることで、係数に対応する次数のべき乗を計算します。各項の計算結果を
my_resultに順次加算していきます。最終的な計算結果がコンソールに表示されます。
このプログラムが計算している多項式
リスト [3, -6, 3, -1, 23, -11, 0, -8] の各要素は、次の多項式の係数(次数の高い順)に対応しています。
3x⁷ − 6x⁶ + 3x⁵ − x⁴ + 23x³ − 11x² + 0x − 8
x = 3 を代入すると、結果は 3349 になります。
補足:ホーナー法による効率的な計算
上記の実装は二重ループを使用しているため、計算量は O(n²) になります。より効率的に多項式を評価したい場合は、ホーナー法(Horner's method)を用いると O(n) で計算でき、コードもシンプルになります。
def horner(coeffs, x):
result = 0
for c in coeffs:
result = result * x + c
return result
my_list = [3, -6, 3, -1, 23, -11, 0, -8]
print(horner(my_list, 3)) # 出力: 3349
実務や競技プログラミングでは、ホーナー法が多項式評価の標準的な手法として広く使われています。用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
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