Pythonで点が凸包を形成しているかどうかを判定する方法
多角形の外周にある頂点が時計回りの順序で与えられているとします。このとき、これらの点が凸包(コンベックスハル)を形成しているかどうかを判定する必要があります。

上の図からも分かるように、凸多角形では連続する3つの頂点からなる内角がすべて180°以下になります。つまり、すべての角度が180°以下であれば、その多角形は凸包であると判断できます。
例えば、入力が points = [(3,4), (4,7), (7,8), (11,6), (12,3), (10,1), (5,2)] のような場合、出力は True になります。
解法のアプローチ
この問題を解くには、以下の手順に従います。
- n := 点の総数とする
- i を 0 から点の数まで繰り返す
- p1 := i > 1 のとき points[i-2]、それ以外は points[n-2]
- p2 := i > 0 のとき points[i-1]、それ以外は points[n-1]
- p3 := points[i]
- (p1, p2, p3) のなす角度が 180° より大きい場合は False を返す
- ループを抜けたら True を返す
実装例
以下の実装を見て、理解を深めましょう。
import math
def get_angle(a, b, c):
angle = math.degrees(math.atan2(c[1]-b[1], c[0]-b[0]) - math.atan2(a[1]-b[1], a[0]-b[0]))
return angle + 360 if angle < 0 else angle
def solve(points):
n = len(points)
for i in range(len(points)):
p1 = points[i-2]
p2 = points[i-1]
p3 = points[i]
if get_angle(p1, p2, p3) > 180:
return False
return True
points = [(3,4), (4,7), (7,8), (11,6), (12,3), (10,1), (5,2)]
print(solve(points))
入力
[(3,4), (4,7), (7,8), (11,6), (12,3), (10,1), (5,2)]
出力
True
このプログラムでは、get_angle 関数が math.atan2 を利用して3点間の角度を計算しています。計算結果が負の値になった場合は360を加算することで正の角度に補正しています。続いて solve 関数が、隣接する3点ずつの角度を順番にチェックし、一つでも180°を超える箇所があれば False を返します。すべての角度が180°以下であれば、与えられた点列は凸包を形成していることになります。
-
【Python】リストが最大ヒープを形成しているかどうかを判定する方法
リストがヒープツリー(完全二分木)を表していると仮定します。このとき、その要素が最大ヒープ(max heap)を形成しているかどうかを判定する必要があります。 最大ヒープとは、すべての親ノードがその左右の子ノードのどちらよりも大きい(または等しい)という性質を持つヒープのことです。 たとえば、入力が nums = [8, 6, 4, 2, 0, 3] の場合、出力は True になります。これは、すべての親要素がそれぞれの子要素より大きいためです。 解決手順 この問題は、次の手順で解決できます。 n := nums のサイズとする i を 0 から n - 1 までループする m :=
-
Pythonで凹多角形かどうかを判定するプログラムの作り方
Pythonで凹多角形を判定する方法 多角形の外周上の頂点が時計回りの順序で与えられているとします。このとき、これらの頂点が凸多角形を形成しているかどうかを判定する必要があります。多角形の内角のうち一つでも180°より大きい角度が存在する場合、その多角形は凹多角形であると言えます。 次の図を見ると分かるように、連続する3つの頂点に着目して内角を確認すると、CDEの部分だけが180°を超えています。 そのため、入力が points = [(3,4), (4,7),(7,8),(8,4),(12,3),(10,1),(5,2)] のような場合、出力は True となります。 解決のための手順