Python Pandas CustomBusinessHour – 提供された日付をさかのぼってロールバックする方法
Pandasで提供された日付をさかのぼって(後方へ)ロールバックするには、CustomBusinessHour.rollback()メソッドを使用します。この記事では、実際のコード例を通じて、CustomBusinessHourオフセットの作成からrollback()メソッドによる日付のロールバックまでの手順をわかりやすく解説します。
必要なライブラリのインポート
まず、必要なライブラリをインポートします。
import pandas as pd
タイムスタンプの設定
Pandasでタイムスタンプオブジェクトを設定します。
timestamp = pd.Timestamp('2021-12-20 08:35:10')CustomBusinessHourオフセットの作成
次に、CustomBusinessHourオフセットを作成します。CustomBusinessHourはDateOffsetクラスのサブクラスです。ここでは、営業日を「月・火・水・金」に限定したweekmaskを指定しています。
cbhOffset = pd.tseries.offsets.CustomBusinessHour(n = 5, weekmask = 'Mon Tue Wed Fri')
パラメータの意味は以下の通りです。
- n = 5: オフセットの数(5営業時間分)
- weekmask: 有効な営業日の指定(木曜と土日が除外されます)
オフセットを加算して更新されたタイムスタンプを表示
タイムスタンプにオフセットを加算し、更新されたタイムスタンプを表示します。
print("\nUpdated Timestamp...\n",timestamp + cbhOffset)rollback()メソッドで日付をさかのぼる
対象の日付がオフセット上にない場合、rollback()メソッドを使って直前の有効な営業時間にさかのぼります。ここでは2021年12月18日(土曜日)を指定しています。土曜日はweekmaskに含まれていないため、直近の営業時間である12月17日(金曜日)17:00にロールバックされます。
roll_back = cbhOffset.rollback(pd.Timestamp('2021-12-18 08:35:10'))結果を表示します。
print("\nRoll Backward Result...\n",roll_back)完全なコード例
以下に全体のコードを示します。
import pandas as pd
# Pandasでタイムスタンプオブジェクトを設定
timestamp = pd.Timestamp('2021-12-20 08:35:10')
# タイムスタンプを表示
print("Timestamp...\n",timestamp)
# CustomBusinessHourオフセットを作成
# CustomBusinessHourはDateOffsetのサブクラス
# weekmaskで有効な営業日を指定
cbhOffset = pd.tseries.offsets.CustomBusinessHour(n = 5, weekmask = 'Mon Tue Wed Fri')
# CustomBusinessHourオフセットを表示
print("\nCustomBusinessHour Offset...\n",cbhOffset)
# タイムスタンプにオフセットを加算し、更新されたタイムスタンプを表示
print("\nUpdated Timestamp...\n",timestamp + cbhOffset)
# オフセット上にない場合はさかのぼってロールバック
roll_back = cbhOffset.rollback(pd.Timestamp('2021-12-18 08:35:10'))
# 結果を表示
print("\nRoll Backward Result...\n",roll_back)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Timestamp... 2021-12-20 08:35:10 CustomBusinessHour Offset... <5 * CustomBusinessHours: CBH=09:00-17:00> Updated Timestamp... 2021-12-20 14:00:00 Roll Backward Result... 2021-12-17 17:00:00
まとめ
このように、PandasのCustomBusinessHour.rollback()メソッドを使うことで、営業日や営業時間外の日付を直前の有効な営業時間へ自動的にさかのぼることができます。weekmaskを活用すれば、企業独自の営業カレンダーに合わせた柔軟な日時計算が可能になります。営業日ベースの時系列データ処理において非常に便利な機能なので、ぜひ活用してみてください。
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