Python Pandas入門:CustomBusinessHour.freqstrでオフセットの頻度を文字列として取得する方法
Pandasで指定されたCustomBusinessHourオフセットオブジェクトに適用されている頻度(frequency)を文字列として取得したい場合は、CustomBusinessHour.freqstrプロパティを使用します。このプロパティは、オフセットに設定された営業時間や曜日などの条件を含む頻度情報を、簡潔な文字列形式で返してくれます。
CustomBusinessHourとは
CustomBusinessHourは、PandasのDateOffsetクラスのサブクラスの一つです。標準的な営業時間(デフォルトでは9:00〜17:00)に加えて、weekmaskパラメータを使うことで、有効な営業日を柔軟にカスタマイズできます。例えば、「月・火・水・金のみを営業日とする」といった独自のビジネスカレンダーを簡単に定義できます。
実装手順
1. 必要なライブラリをインポートする
まず、必要なライブラリをインポートします。
import pandas as pd
2. タイムスタンプオブジェクトを設定する
Pandasでタイムスタンプオブジェクトを作成します。
timestamp = pd.Timestamp('2021-10-25 08:35:10')3. CustomBusinessHourオフセットを作成する
ここでは、n=3(3営業時間のオフセット)と、営業日を「月・火・水・金」に限定するweekmaskを指定してオフセットを作成します。
cbhOffset = pd.tseries.offsets.CustomBusinessHour(n = 3, weekmask = 'Mon Tue Wed Fri')
4. オフセットを適用して結果を確認する
作成したオフセットをタイムスタンプに加算し、更新後のタイムスタンプを表示します。
print("\nUpdated Timestamp...\n", timestamp + cbhOffset)5. 頻度を文字列として取得する
freqstrプロパティを使って、指定されたCustomBusinessHourオフセットオブジェクトに適用される頻度を文字列として返します。
print("\nFrequency applied on the given CustomBusinessHour Offset object...\n", cbhOffset.freqstr)完全なサンプルコード
以下に、これまでの手順をまとめたコード全体を示します。
import pandas as pd
# Pandasでタイムスタンプオブジェクトを設定
timestamp = pd.Timestamp('2021-10-25 08:35:10')
# タイムスタンプを表示
print("Timestamp...\n", timestamp)
# CustomBusinessHourオフセットを作成
# CustomBusinessHourはDateOffsetのサブクラス
# weekmaskで有効な営業日を指定
cbhOffset = pd.tseries.offsets.CustomBusinessHour(n = 3, weekmask = 'Mon Tue Wed Fri')
# CustomBusinessHourオフセットを表示
print("\nCustomBusinessHour Offset...\n", cbhOffset)
# オフセットをタイムスタンプに加算し、更新されたタイムスタンプを表示
print("\nUpdated Timestamp...\n", timestamp + cbhOffset)
# 指定されたCustomBusinessHourオフセットオブジェクトに適用される頻度を文字列として返す
print("\nFrequency applied on the given CustomBusinessHour Offset object...\n", cbhOffset.freqstr)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Timestamp... 2021-10-25 08:35:10 CustomBusinessHour Offset... <3 * CustomBusinessHours: CBH=09:00-17:00> Updated Timestamp... 2021-10-25 12:00:00 Frequency applied on the given CustomBusinessHour Offset object... 3CBH
出力のポイント
この例では、元のタイムスタンプ「2021-10-25 08:35:10」に対して3営業時間のオフセットが適用され、営業開始時刻(9:00)から計算されて「2021-10-25 12:00:00」に更新されています。また、freqstrプロパティの出力である「3CBH」は、「3つのCustomBusinessHour」という頻度設定を表す文字列です。このように、freqstrを使えばオフセットの頻度設定をひと目で把握でき、ログ出力やデバッグの際にも便利です。
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