TkinterでEntryウィジェットにボタンの値を取得・表示する方法
ボタンは、Tkinterアプリケーションにおいて非常に便利なウィジェットのひとつです。ボタンの値をEntry(エントリー)ウィジェットに表示するには、クリックされたときに指定した値を挿入する関数を定義します。具体的には、まず各ボタンに command オプションを設定し、クリック時に対応する値がEntryウィジェットに表示されるようにします。
すでにEntryウィジェットに何らかの値が入力されている場合は、delete(0, END) メソッドを使って以前の値を削除してから新しい値を挿入します。これにより、ボタンを切り替えるたびにEntryの内容が正しく更新されます。
サンプルコード
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
# tkinterフレーム(ウィンドウ)のインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウのサイズを設定
win.geometry("700x350")
def on_click(text):
entry.delete(0, END)
entry.insert(0, text)
# Entryウィジェットを追加
entry = Entry(win, width=25)
entry.pack()
# ウィンドウにボタンを追加
b1 = ttk.Button(win, text="A", command=lambda: on_click("A"))
b1.pack()
b2 = ttk.Button(win, text="B", command=lambda: on_click("B"))
b2.pack()
b3 = ttk.Button(win, text="C", command=lambda: on_click("C"))
b3.pack()
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、複数のボタンが配置されたウィンドウが表示されます。いずれかのボタンをクリックすると、そのボタンの値(テキスト)がEntryフィールドに表示されます。

なお、ここでは lambda を使うことで、クリック時に引数付きの関数 on_click() を呼び出せるようにしています。command に直接関数を渡す場合は引数を指定できないため、この書き方がポイントになります。
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