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Java 9のStream APIにおけるtakeWhile()とdropWhile()メソッドの違いを解説

Java 9で導入されたStream APIには、takeWhile()メソッドとdropWhile()メソッドという2つの便利なメソッドが追加されました。この2つのメソッドは似た名前を持っていますが、その動作は正反対です。

  • takeWhile():述語(predicate)がfalseを返すまでのすべての要素を受け入れます。
  • dropWhile():述語に一致する間、すべての要素を破棄(スキップ)します。

順序付きストリームの場合

ストリームが順序付けされている場合、以下のように動作します。

  • takeWhile()は、述語に一致する要素の最長プレフィックス(先頭からの連続した部分)からなるストリームを返します。
  • dropWhile()は、述語に一致した後の残りのストリームを返します。

順序なしストリームの場合

ストリームが順序付けされていない場合、以下のように動作します。

  • takeWhile()は、ストリームから抽出された、述語に一致する要素のサブセットからなるストリームを返します。
  • dropWhile()は、述語に一致する要素のサブセットを破棄した後の残りの要素からなるストリームを返します。

takeWhile()メソッドの構文

default Stream<T> takeWhile(Predicate<? super T> predicate)

takeWhile()の使用例

import java.util.stream.Stream;

public class TakeWhileMethodTest {
    public static void main(String args[]) {
        Stream.of("India", "Australia", "Newzealand", "", "South Africa", "England")
              .takeWhile(o -> !o.isEmpty())
              .forEach(System.out::print);
    }
}

実行結果

IndiaAustraliaNewzealand

上記の例では、空文字列に到達した時点で述語がfalseを返すため、それ以降の要素("South Africa"、"England")は処理されません。

dropWhile()メソッドの構文

default Stream<T> dropWhile(Predicate<? super T> predicate)

dropWhile()の使用例

import java.util.stream.Stream;

public class DropWhileMethodTest {
    public static void main(String args[]) {
        Stream.of("India", "Australia", "Newzealand", "", "England", "Srilanka")
              .dropWhile(o -> !o.isEmpty())
              .forEach(System.out::print);
        System.out.println();

        Stream.of("India", "", "Australia", "", "England", "Srilanka")
              .dropWhile(o -> !o.isEmpty())
              .forEach(System.out::print);
    }
}

実行結果

EnglandSrilanka
AustraliaEnglandSrilanka

最初の例では、先頭の3つの要素("India"、"Australia"、"Newzealand")が述語に一致するため破棄され、残りの要素のみが出力されます。2つ目の例では、"India"だけが破棄され、空文字列以降のすべての要素が出力されます。このように、dropWhile()は述語が初めてfalseを返した時点でスキップを停止し、それ以降の要素をすべてそのまま渡す点が特徴です。

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