【Java入門】StringクラスのvalueOf()メソッドの使い方をわかりやすく解説
Stringクラスとは
java.langパッケージに属するStringクラスは、文字列を表すためのクラスです。Javaプログラム中に記述される"abc"のようなすべての文字列リテラルは、このクラスのインスタンスとして扱われます。また、Stringオブジェクトは不変(イミュータブル)であり、一度生成するとその値を後から変更することはできません。
valueOf()メソッドとは
StringクラスのvalueOf()メソッドは、引数として渡された値を文字列(String)に変換して返すstaticメソッドです。対応している引数の型は、char型・char配列・double型・float型・int型・long型・Object型など多岐にわたります。数値や真偽値を文字列と連結したい場合や、文字列形式で出力・保存したい場合に活用できる便利なメソッドです。
主なオーバーロードは以下のとおりです。
- valueOf(char c)
- valueOf(char[] data)
- valueOf(double d)
- valueOf(float f)
- valueOf(int i)
- valueOf(long l)
- valueOf(Object obj)
例1:double型の値を文字列に変換する
キーボードから入力したdouble型の値を、valueOf()メソッドを使って文字列に変換する例です。
import java.util.Scanner;
public class ConversionOfDouble {
public static void main(String args[]) {
Scanner sc = new Scanner(System.in);
System.out.println("double型の値を入力してください:");
Double d = sc.nextDouble();
String result = String.valueOf(d);
System.out.println("結果は:" + result);
}
}実行結果
double型の値を入力してください: 2548.2325 結果は:2548.2325
例2:さまざまな型の値を文字列に変換する
float型・double型・int型・boolean型・char型のそれぞれの値を、valueOf()メソッドで文字列に変換する例です。
public class Test {
public static void main(String args[]) {
float floatVal = 2569.336f;
String val1 = String.valueOf(floatVal);
System.out.println(val1);
double doubleVal = 2569.336;
String val2 = String.valueOf(doubleVal);
System.out.println(val2);
int intVal = 5548;
String val3 = String.valueOf(intVal);
System.out.println(val3);
boolean boolVal = true;
String val4 = String.valueOf(boolVal);
System.out.println(val4);
char charVal = 'K';
String val5 = String.valueOf(charVal);
System.out.println(val5);
}
}実行結果
2569.336 2569.336 5548 true K
まとめ
valueOf()メソッドを使えば、数値や真偽値、文字などさまざまな型の値を簡単に文字列へ変換できます。staticメソッドであるため、通常は「String.valueOf(引数)」のようにクラス名から直接呼び出すのが推奨される書き方です。文字列連結やログ出力などの場面で頻繁に活用されるので、ぜひ覚えておきましょう。
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