Javaで10進数を8進数に変換するプログラムの作成方法
この記事では、10進数(Decimal)を8進数(Octal)に変換するJavaプログラムの作成方法を解説します。10進数とは、整数部分と小数部分が小数点によって区切られている数値のことで、私たちが日常的に使っている記数法です。一方、8進数は基数が8であり、0から7までの8種類の数字を使用します。
10進数から8進数への変換の仕組み
10進数を8進数に変換するには、「8で割った余り」を順番に求め、商が0になるまで割り続ける方法が一般的です。求めた余りを逆順に並べると、それが8進数表現になります。例えば、10進数の「8」の場合、8で割ると商が1・余りが0、さらに1を8で割ると商が0・余りが1となるため、余りを逆から読んだ「10」が8進数の値になります。
以下に入力と出力の例を示します。
入力
コンソールに次のように入力したとします。
10進数を入力してください : 8
出力
期待される出力は以下のとおりです。
8進数の値は 10
アルゴリズム
ステップ1 - 開始 ステップ2 - 整数型変数 my_input、i、j と、整数型配列 my_octal を宣言する ステップ3 - ユーザーから値を読み込む、または値をあらかじめ定義しておく ステップ4 - my_input が 0 でない間、whileループで my_input % 8 を計算し、my_octal[i] に格納する ステップ5 - my_input / 8 の結果を my_input に代入し、i の値を1つ増やす ステップ6 - forループで繰り返し処理を行い、my_octal 配列の要素を逆順に出力する ステップ7 - 終了
例1:ユーザーからの入力を受け付ける場合
この例では、Scannerクラスを使ってユーザーが入力した値を変換します。オンラインのJava実行環境などでも、実際に動作を確認できます。
import java.util.Scanner;
public class DecimalToOctal {
public static void main(String[] args){
int my_input, i, j;
System.out.println("必要なパッケージがインポートされました");
Scanner my_scanner = new Scanner(System.in);
System.out.println("リーダーオブジェクトが定義されました");
System.out.print("10進数を入力してください : ");
my_input = my_scanner.nextInt();
int[] my_octal = new int[100];
System.out.println("8進数の値は ");
i = 0;
while (my_input != 0) {
my_octal[i] = my_input % 8;
my_input = my_input / 8;
i++;
}
for ( j = i - 1; j >= 0; j--)
System.out.print(my_octal[j]);
}
}実行結果
必要なパッケージがインポートされました リーダーオブジェクトが定義されました 10進数を入力してください : 8 8進数の値は 10
例2:値を事前に定義しておく場合
この例では、変換対象の整数値があらかじめ定義されており、その値を取得してコンソールに表示します。入力処理が不要なため、変換ロジックの確認に便利です。
public class DecimalToOctal {
public static void main(String[] args){
int my_input, i, j;
my_input = 8;
System.out.println("10進数として " + my_input + " が定義されています");
int[] my_octal = new int[100];
System.out.println("8進数の値は ");
i = 0;
while (my_input != 0) {
my_octal[i] = my_input % 8;
my_input = my_input / 8;
i++;
}
for ( j = i - 1; j >= 0; j--)
System.out.print(my_octal[j]);
}
}実行結果
10進数として 8 が定義されています 8進数の値は 10
まとめ
このように、剰余演算(%)と除算(/)を組み合わせたシンプルなwhileループを使えば、10進数を8進数に変換できます。なお、Javaでは Integer.toOctalString() メソッドを使えば1行で変換することも可能です。仕組みを理解したい場合は本記事の手法、簡潔に書きたい場合は標準ライブラリの活用と、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
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