mysql_ssl_rsa_setupとは?MySQLでSSL/RSAファイルを自動作成する方法
本記事では、mysql_ssl_rsa_setupプログラムの概要と具体的な使い方について詳しく解説します。
mysql_ssl_rsa_setupは、SSLによる安全な接続や、暗号化されていない接続上でのRSAを使った安全なパスワード交換をサポートするために必要な、SSL証明書・鍵ファイルおよびRSAキーペアファイルが存在しない場合に、それらを自動的に作成するためのプログラムです。また、既存のSSLファイルの有効期限が切れてしまった場合に、新しいSSLファイルを作成する目的でも利用できます。
mysql_ssl_rsa_setupの実行方法
mysql_ssl_rsa_setupは、以下のようにコマンドラインから呼び出します。
shell> mysql_ssl_rsa_setup [options]
主なオプションとしては、ファイルの作成先ディレクトリを指定する「--datadir」や、mysql_ssl_rsa_setupが実際に実行する「openssl」コマンドの内容を確認できる「--verbose」などがあります。
mysql_ssl_rsa_setupの動作の仕組み
mysql_ssl_rsa_setupコマンドは、デフォルトのファイル名セットを使用してSSLファイルとRSAファイルの作成を試みます。その動作は以下の流れで行われます。
まず、PATH環境変数で指定された場所からopensslバイナリを探します。opensslが見つからない場合、mysql_ssl_rsa_setupは何も行いません。
opensslが存在する場合は、「--datadir」オプションで指定されたMySQLデータディレクトリ(オプションが未指定の場合は、コンパイル時に組み込まれたデータディレクトリ)内にあるデフォルトのSSLファイルとRSAファイルを検索します。
SSLファイルのチェックと作成
mysql_ssl_rsa_setupは、データディレクトリ内に以下の名前のSSLファイルが存在するかどうかを確認します。
ca.pem
server-cert.pem
server-key.pem
これらのファイルがすでに存在する場合、mysql_ssl_rsa_setupは新たにSSLファイルを作成しません。
一方、該当するファイルが存在しない場合は、opensslを呼び出して以下のファイルを作成します。
ca.pem(自己署名のCA証明書)
ca-key.pem(CA秘密鍵)
server-cert.pem(サーバー証明書)
server-key.pem(サーバー秘密鍵)
client-cert.pem(クライアント証明書)
client-key.pem(クライアント秘密鍵)
これらのファイルによって、SSLを使用したクライアント接続のセキュリティが確保されます。
RSAファイルのチェック
さらに、mysql_ssl_rsa_setupはデータディレクトリ内に、以下の名前のRSAファイルが存在するかどうかも確認します。
private_key.pem(秘密鍵・公開鍵ペアのうちの秘密鍵)
public_key.pem(秘密鍵・公開鍵ペアのうちの公開鍵)
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