mysqld_safeとは?MySQLサーバーを安全に起動するスクリプトの基本と使い方
mysqld_safeとは
mysqld_safeコマンドは、Unix環境でmysqldサーバーを起動する際に推奨される正規の方法とされています。
主な特徴として、以下のような安全機能が組み込まれています。
エラーが発生した際にサーバーを自動的に再起動し、実行時の情報をエラーログに記録するなど、安定稼働を支援する安全機能を提供します。
デフォルトでは「mysqld」という名前の実行ファイルを起動しようとします。この動作を変更して、ユーザーが実行したいサーバーを明示的に指定したい場合は、
--mysqldまたは--mysqld-versionオプションをmysqld_safeに渡します。さらに、--ledirオプションを使えば、mysqld_safeがサーバー本体を探すディレクトリを指定することも可能です。mysqld_safeが認識できないオプションは、コマンドラインで指定された場合にのみmysqldへ引き渡されます。オプションファイルの
[mysqld_safe]グループ内で指定した場合は無視されるため注意が必要です。オプションファイルからは、
[mysqld]、[server]、[mysqld_safe]の各セクションに記述されたすべてのオプションを読み込みます。下位互換性の維持のため、旧来の
[safe_mysqld]セクションも読み取りますが、現在の仕様に準拠させるには、これらのセクションを[mysqld_safe]に書き換えることが推奨されます。mysqld_safeは、コマンドラインとオプションファイルの両方からオプションを受け入れる柔軟な設計になっています。
mysql.serverスクリプトによるサーバーの起動・停止
mysql.serverスクリプトを使えば、サーバーを手動で起動・停止できます。コマンドラインからstartまたはstop引数を付けて呼び出すだけで操作可能です。以下に具体例を示します。
shell> mysql.server start shell> mysql.server stop
startを実行すればサーバーが起動し、stopを実行すればサーバーが停止します。システムの起動時に自動的にMySQLを立ち上げたい場合にも、このスクリプトは活用されます。
特定のtcmallocライブラリを利用する方法
特定のtcmallocライブラリを使用したい場合は、そのライブラリのフルパス名を明示的に指定する必要があります。設定例は以下の通りです。
[mysqld_safe] malloc-lib=/opt/lib/libtcmalloc_minimal.so
このように[mysqld_safe]セクション内でmalloc-libにパスを記述することで、メモリアロケータとしてtcmallocを利用でき、高負荷環境でのパフォーマンス向上が期待できます。
-
macOSにMySQLをインストールする方法を徹底解説
macOSへのMySQLインストールの概要この記事では、macOS環境にMySQLをインストールする手順について詳しく解説します。macOSでは、ディスクイメージ(.dmg)ファイルとして配布されているパッケージを使用することで、簡単にMySQLを導入できます。インストール前の準備インストール作業を始める前に、まず.dmgファイルをダブルクリックしてマウントし、内容を表示しておきましょう。Finderでアイコンをダブルクリックするだけで、イメージがマウントされます。また、MySQLを新しくインストールする前に、すでに稼働中のMySQLサーバーインスタンスがすべて停止していることを必ず確認してく
-
Microsoft WindowsへのMySQLインストール手順を徹底解説
この記事では、Microsoft Windows環境にMySQLをインストールする手順について詳しく解説します。 MySQLの動作要件 MySQLは、Microsoft Windowsの64ビットオペレーティングシステムにのみ対応しています。サポートされているWindowsプラットフォームの詳細については、MySQL公式サイトの「Supported Platforms」ページをご確認ください。 MySQLのインストール方法 WindowsにMySQLをインストールする方法はいくつかありますが、その中でも最も簡単で推奨されているのが「MySQL Installer(MySQLインストーラ)」を使