mysql.serverとは?MySQLサーバー起動スクリプトの仕組みと主なオプションを徹底解説
mysql.serverスクリプトの概要
mysql.serverは、MySQLサーバーを起動・停止するための便利なラッパースクリプトです。このスクリプトは、まずMySQLのインストールディレクトリへ移動し、その後実際の起動処理を行うmysqld_safeを呼び出します。
特定のユーザー権限でサーバーを実行したい場合は、グローバル設定ファイルである/etc/my.cnfの[mysqld]セクションに、適切なuserオプションを追加しておく必要があります。
mysql.serverの主な特徴と注意点
MySQLのインストールディレクトリへ移動した後、mysqld_safeを呼び出してサーバーを起動します。
特定のユーザーとしてサーバーを実行するには、
/etc/my.cnfの[mysqld]グループに適切なuserオプションを追加します。バイナリ配布版のMySQLを標準以外の場所にインストールした場合は、mysql.serverの編集が必要になることがあります。
mysqld_safeを実行する前に、正しいディレクトリへ移動するようスクリプトを修正する必要があります。
スクリプトを修正した場合、将来MySQLをアップグレードすると修正内容が上書きされてしまう点に注意してください。再インストール時に備え、編集済みバージョンのコピーを必ず保存しておきましょう。
mysql.server stopは、サーバーにシグナルを送信することで停止させます。また、mysqladmin shutdownを実行して手動で停止することも可能です。
mysql.serverで使える主なコマンドラインオプション
basedir=dir_name
MySQLのインストールディレクトリへのパスを指定します。
datadir=dir_name
MySQLのデータディレクトリへのパスを指定します。
pid-file=file_name
サーバーがプロセスID(PID)を書き込むファイルのパス名を指定します。特に指定しない場合、サーバーはデータディレクトリ内にファイルを作成します。別のディレクトリに配置したい場合は、絶対パスで指定してください。
service-startup-timeout=seconds
サーバーの起動確認まで最大何秒待機するかを指定します。この時間内にサーバーが起動しなかった場合、mysql.serverはエラーで終了します。
デフォルト値: 900秒
0を指定: 起動を一切待機しません。
負の値を指定: 無期限に待機します(タイムアウトなし)。
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