MySQLプログラムでオプションファイルは使える?オプションファイルの使い方を解説
MySQLプログラムでは、オプションファイル(設定ファイル)を活用することで、起動オプションを効率的に管理できます。本記事では、MySQLプログラムにおけるオプションファイルの基本的な仕組みと、代表的なオプションファイルの種類について詳しく解説します。
オプションファイルの基本
ほとんどのMySQLプログラムは、オプションファイル(設定ファイルとも呼ばれます)から起動時のオプションを読み込むことができます。
オプションファイルを利用すれば、よく使うオプションをあらかじめ記述しておけるため、プログラムを実行するたびにコマンドラインから入力し直す手間がなくなります。
あるプログラムがオプションファイルを読み込むかどうかを確認するには、
--helpオプションを付けてプログラムを起動します。mysqldの場合は、
--verboseと--helpを併用することで確認できます。プログラムがオプションファイルを読み込むタイプの場合、ヘルプメッセージには「どのファイルを探すのか」「どのオプショングループを認識するのか」が表示されます。
なお、--no-defaultsオプションを付けて起動したMySQLプログラムは、.mylogin.cnfを除くすべてのオプションファイルを読み込みません。また、persisted_globals_loadシステム変数を無効化した状態で起動したサーバーは、mysqld-auto.cnfを読み込みません。
オプションファイルの種類
オプションファイルの多くはプレーンテキスト形式で、一般的なテキストエディタで作成・編集できます。ただし、以下の2つのファイルは例外です。
.mylogin.cnf(ログインパスオプション)
.mylogin.cnfファイルには、ログインパス(login path)に関するオプションが格納されています。
このファイルは、mysql_config_editorユーティリティによって作成される暗号化ファイルです。
「ログインパス」とは、host、user、password、port、socketという限られたオプションのみを含めることができるオプショングループのことです。
クライアントプログラムでは、
--login-pathオプションを使って、.mylogin.cnfから読み込むログインパスを指定します。別のログインパスファイル名を指定したい場合は、環境変数MYSQL_TEST_LOGIN_FILEを設定します。
この環境変数は、mysql-test-run.plテストユーティリティで利用されますが、mysql_config_editorや、mysql、mysqladminといったMySQLクライアントでも認識されます。
mysqld-auto.cnf(永続化されたシステム変数)
データディレクトリに配置されるmysqld-auto.cnfファイルは、永続化されたシステム変数の設定内容を保存するJSON形式のファイルです。
このファイルは、SET PERSISTまたはSET PERSIST_ONLYステートメントの実行後に、サーバーによって自動的に作成されます。
mysqld-auto.cnfの管理はサーバー自身が行うものであり、手動で編集したり操作したりしてはいけません。
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