MySQL SLESリポジトリを使ったMySQLのアップグレード手順
MySQLは、MySQL SLESリポジトリを利用することで簡単にアップグレードできます。ここでは、そのアップグレードに必要な手順を詳しく解説します。
デフォルトでは、MySQL SLESリポジトリは、インストール時にユーザーが選択したリリースシリーズ内で最新バージョンへとMySQLを更新します。別のリリースシリーズへ更新したい場合は、現在選択されているシリーズのサブリポジトリを無効化する必要があります。また、複数のシリーズをまたいだ一括アップグレードは避け、必ず一つ隣のシリーズへ段階的にアップグレードすることが推奨されています。なお、MySQL SLESリポジトリを使用している場合、インプレースでのダウングレードはサポートされていない点に注意してください。
MySQLのアップグレード方法
MySQLおよびそのコンポーネントをアップグレードするには、以下のコマンドを実行します。
shell> sudo zypper update mysql-community-server
あるいは、Zypperに対してシステム全体のパッケージをすべて更新するよう指示することでもMySQLを更新できます。この方法は処理に時間がかかる場合がありますが、以下のコマンドで実行可能です。
shell> sudo zypper update
Zypperによる更新後、MySQL Serverは自動的に再起動されます。MySQL 8.0.16より前のバージョンの場合は、サーバーの再起動後に「mysql_upgrade」を実行してください。これにより、旧データとアップグレード後のソフトウェアとの間に非互換性がないかがチェックされ、問題があれば解消されます。
SLESリポジトリからパッケージ一覧を確認する
特定のコンポーネントだけを個別にアップグレードすることも可能です。まず、以下のコマンドを使って、MySQL SLESリポジトリからインストール済みのパッケージ一覧を表示します。
shell> zypper packages -i | grep mysql-.*community
アップグレードしたいコンポーネントのパッケージ名を確認したら、次のコマンドでそのパッケージを更新できます。
shell> sudo zypper update パッケージ名
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