PL/SQLで数値が回文(パリンドローム)かどうかを確認する方法
この記事では、PL/SQLを使って数値が回文(パリンドローム)であるかどうかを判定する方法について解説します。PL/SQLでは、変数の宣言や処理命令など、関連する一連のコマンドをひとつのブロックとしてまとめて記述するのが特徴です。
回文とは、元の数値とその桁を逆に並べた数値が同じになる数のことです。たとえば「12321」は逆から読んでも12321なので回文ですが、「12345」は逆にすると54321となり一致しないため、回文ではありません。
判定の仕組み
数値が回文かどうかを確認する基本的な手順は以下の通りです。
- 元の数値を比較用の変数にコピーして保存しておく
- mod関数を使って最下位の桁(1の位)を1つずつ取り出す
- 取り出した桁を、逆転用の変数に10倍しながら順次追加していく
- trunc関数で数値を10で割り、処理済みの桁を取り除く
- すべての桁を処理し終えたら、保存していた元の数値と逆転した数値を比較する
サンプルコード
DECLARE
n number;
m number;
temp number:=0;
rem number;
BEGIN
n := 12321;
m := n;
while n > 0
loop
rem := mod(n, 10);
temp := (temp * 10) + rem;
n := trunc(n / 10);
end loop;
if m = temp
then
dbms_output.put_line('Palindrome');
else
dbms_output.put_line('Not Palindrome');
end if;
END;実行結果
Palindrome
コードの解説
まず変数mに元の数値12321をコピーして保存します。whileループ内では、mod(n, 10)によって1の位の数字を取り出し、tempに10倍して加算することで桁を逆転させていきます。また、trunc(n / 10)で小数点以下を切り捨てることで、すでに処理した桁を削除しています。
ループが終了した時点で、tempには元の数値の桁を完全に逆転させた値が入っています。ここでmとtempを比較し、両者が一致すれば「Palindrome」(回文)、一致しなければ「Not Palindrome」(回文ではない)というメッセージが出力されます。
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