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MySQLクエリでSELECT NULLステートメントは使用できる?具体例で解説

MySQLのSELECT文でNULLを取得できるのか?

結論から言うと、はい、MySQLのクエリではSELECT NULLステートメントを使用できます。NULLをそのまま選択対象として指定すると、結果セットにはNULL値が返されます。

この記事では、実際にテーブルを作成し、SELECT NULLがどのように動作するのかを順を追って確認していきます。

1. テーブルの作成

まずはサンプル用のテーブルを作成しましょう。

mysql> create table DemoTable
(
    Name varchar(100)
);
Query OK, 0 rows affected (0.49 sec)

Nameカラム(varchar型)だけを持つシンプルなテーブル「DemoTable」を作成しました。

2. レコードの挿入

次に、INSERT文を使っていくつかのレコードを追加します。

mysql> insert into DemoTable values('Chris');
Query OK, 1 row affected (0.47 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Mike');
Query OK, 1 row affected (0.23 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Sam');
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Bob');
Query OK, 1 row affected (0.27 sec)
mysql> insert into DemoTable values('David');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)

3. テーブル内の全レコードを表示

SELECT文でテーブルの中身を確認してみましょう。

mysql> select *from DemoTable;

実行すると以下のような結果が出力されます。

+-------+
| Name  |
+-------+
| Chris |
| Mike  |
| Sam   |
| Bob   |
| David |
+-------+
5 rows in set (0.00 sec)

5件のレコードが正しく登録されていることがわかります。

4. SELECT NULLを実行する

ここが本題です。以下のように、SELECT句に直接NULLを指定したクエリを実行します。

mysql> select null from DemoTable where Name='Mike';

このクエリでは、「Name」が「Mike」である行に対して、実際のカラム値ではなく定数としてのNULLを選択しています。実行結果は以下のとおりです。

+------+
| NULL |
+------+
| NULL |
+------+
1 row in set (0.00 sec)

SELECT NULLの動作ポイント

  • 条件に一致する行数だけNULLが返される: WHERE句で該当した1行に対して、NULLが1つ返されています。もし該当行が複数あれば、その行数分だけNULLが出力されます。
  • 列名もNULLと表示される: エイリアス(AS句)を指定しない場合、カラム名は「NULL」として表示されます。
  • 実データへの影響はない: SELECT句でのNULL指定は単なる式であり、テーブルの内容が変更されることはありません。

どんな場面で役立つ?

SELECT NULLは一見不思議な構文ですが、次のようなケースで活用できます。

  • 存在チェック: 特定の条件に合致する行が存在するかどうかを、EXISTS句やLEFT JOINと組み合わせて判定する際によく使われます。
  • ダミー列の作成: 後続の処理やアプリケーション側で値を埋めるためのプレースホルダー(仮の列)が必要な場合に利用されます。
  • UNIONでの列合わせ: 列数を揃えるためにNULLをダミー値として挿入することがあります。

まとめ

MySQLでは、SELECT文の中でNULLを直接指定することが可能です。WHERE句の条件に一致した行の数だけNULLが返され、エイリアスを付ければ任意の列名で出力することもできます。存在チェックやダミー列の作成など、実務でも役立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。

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