MySQLのユーザー定義変数を使ってフィールドの値を指定した割合で増加させる方法
MySQLでは、ユーザー定義変数(セッション変数)を活用することで、テーブル内の数値フィールドの値を指定した割合で簡単に一括更新できます。この記事では、実際の手順をサンプルコードと実行結果とともにわかりやすく解説します。
1. サンプルテーブルの作成
まず、テーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
-> (
-> Amount int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.99 sec)
2. テーブルへのレコード挿入
次に、INSERTコマンドを使用してテーブルにレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable values(100);
Query OK, 1 row affected (0.23 sec)
mysql> insert into DemoTable values(200);
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable values(500);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
3. レコードの確認
SELECT文を使って、テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
出力結果
+--------+
| Amount |
+--------+
| 100 |
| 200 |
| 500 |
+--------+
3 rows in set (0.00 sec)
4. 指定した割合で値を増加させるUPDATE文
それが本題です。以下のように、まずユーザー定義変数「@rate」に増加率(%)を設定し、その後UPDATE文でフィールドの値を更新します。計算式は「現在の値 ×(1 + 割合 ÷ 100)」となります。
mysql> set @rate=10;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> update DemoTable
-> set Amount=Amount*(1+@rate/100);
Query OK, 3 rows affected (0.18 sec)
Rows matched: 3 Changed: 3 Warnings: 0
この例では、変数「@rate」に「10」を設定しているため、すべてのレコードのAmount値が10%増加します。
ポイント
- @rateの値を変更するだけで、任意の割合(例:5%、15%、20%など)に対応可能です。
- WHERE句を追加すれば、特定のレコードだけを対象に更新することもできます。
5. 更新後のレコード確認
もう一度SELECT文を実行して、テーブルの内容を確認してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
出力結果
+--------+
| Amount |
+--------+
| 110 |
| 220 |
| 550 |
+--------+
3 rows in set (0.00 sec)
まとめ
このように、MySQLのユーザー定義変数を利用すれば、割合の変更が容易で可読性の高いSQLを書くことができます。金額の一斉改定や価格の一括調整など、実務でもよく使われるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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