【MySQL入門】個別(DISTINCT)のクエリ結果を1つの文字列に連結する方法
MySQLでは、GROUP_CONCAT()関数を使用することで、重複を除外した(個別の)クエリ結果を1つの文字列に連結できます。この記事では、実際にテーブルを作成し、データを挿入しながら、その手順をわかりやすく解説します。
ステップ1:サンプルテーブルを作成する
まず、以下のコマンドでテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
-> (
-> Subject varchar(10)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.43 sec)
ステップ2:レコードを挿入する
次に、INSERT文を使ってテーブルにいくつかのレコードを追加します。意図的に重複した値も含めています。
mysql> insert into DemoTable values('C');
Query OK, 1 row affected (0.20 sec)
mysql> insert into DemoTable values('C++');
Query OK, 1 row affected (0.25 sec)
mysql> insert into DemoTable values('C++');
Query OK, 1 row affected (0.06 sec)
mysql> insert into DemoTable values('MongoDB');
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable values('MySQL');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable values('MongoDB');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable values('MongoDB');
Query OK, 1 row affected (0.34 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Java');
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Java');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)
ステップ3:テーブルの内容を確認する
SELECT文を実行して、テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
出力結果
+---------+ | Subject | +---------+ | C | | C++ | | C++ | | MongoDB | | MySQL | | MongoDB | | MongoDB | | Java | | Java | +---------+ 9 rows in set (0.00 sec)
出力結果を見ると、テーブルには「C++」「MongoDB」「Java」などの重複した値が含まれていることがわかります。
個別のクエリ結果を文字列に連結するクエリ
それでは本題です。重複を除外した結果を1つの文字列に連結するには、サブクエリでGROUP BYを使って重複を取り除き、その結果に対して外側でGROUP_CONCAT()を適用します。
mysql> select group_concat(tbl.sub) from (select Subject sub from DemoTable group by Subject ) tbl;
出力結果
+--------------------------+ | group_concat(tbl.sub) | +--------------------------+ | C,C++,MongoDB,MySQL,Java | +--------------------------+ 1 row in set (0.04 sec)
このように、重複のない科目名がカンマ区切りの1つの文字列として取得できました。
補足:DISTINCTキーワードを使ったより簡単な方法
実は、サブクエリを用いなくても、GROUP_CONCAT()の中に直接DISTINCTキーワードを指定するだけで、同じ結果を得ることができます。
mysql> select group_concat(distinct Subject) from DemoTable;
こちらの方がクエリがシンプルになり、可読性も向上するため、実務では推奨される書き方です。さらに、SEPARATOR句を使えば、区切り文字をデフォルトのカンマから任意の文字(セミコロンやスラッシュなど)に変更することも可能です。
mysql> select group_concat(distinct Subject separator ' / ') from DemoTable;
用途に応じてこれらの方法を使い分けることで、集計結果やレポート出力など、さまざまな場面で柔軟にデータを扱えるようになります。
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