MySQLステートメントで\Gとセミコロン(;)を同時に使うとどうなる?
\Gとセミコロン(;)それぞれの役割
MySQLでは、\GオプションはコマンドをMySQLサーバーへ送信して実行するための終了記号であり、セミコロン(;)も同様にステートメントの終わりを示す役割を持ちます。ただし、両者は結果セットの表示形式が異なる点が大きな特徴です。
- セミコロン(;):結果を見やすい表形式(タブular形式)で表示する
- \Gオプション:結果を縦方向(垂直形式)に整形して表示する
横幅が広いテーブルの内容を確認したい場合などには、\Gによる縦表示が特に便利です。
両方を同じステートメントで使うとどうなる?
結論から言うと、1つのMySQLステートメント内で両方の終了記号を使用した場合、MySQLが先に検出した方の記号に基づいて出力が生成されます。そして、後から検出された方については対応するクエリが存在しないため、「No query specified」というエラーが出力されます。
具体的な挙動を、以下の2つの例で確認してみましょう。
例1:セミコロン(;)を先に記述した場合
mysql> Select CURDATE();\G +------------+ | CURDATE() | +------------+ | 2017-11-06 | +------------+ 1 row in set (0.00 sec) ERROR: No query specified
この例では、セミコロン(;)が先に記述されているため、クエリの結果は表形式で表示されます。その直後、\Gオプションに対しては実行すべきクエリが指定されていないため、MySQLは「No query specified」エラーを出力します。
例2:\Gを先に記述した場合
mysql> Select CURDATE()\G;
*************************** 1. row ***************************
CURDATE(): 2017-11-06
1 row in set (0.00 sec)
ERROR:
No query specifiedこちらの例では、\Gオプションが先に記述されているため、クエリの結果は縦形式(垂直形式)で表示されます。その後、セミコロン(;)に対して実行すべきクエリが残っていないため、同様に「No query specified」エラーが発生します。
まとめ
\Gとセミコロン(;)を併用しても構文エラーにはなりませんが、先に現れた終了記号だけが有効になり、もう一方は無駄な入力としてエラーメッセージを引き起こすだけです。実務上は、どちらか一方の終了記号のみを使用するのが正しい書き方といえます。
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