MySQLの組み込みコマンド(\g・\G)とセミコロン(;)を組み合わせてエラーなく結果を取得する方法
MySQLクライアントには、コマンドをサーバーへ送信して実行するための組み込みコマンド「\G」と「\g」が用意されています。一方、ステートメントの末尾を示す終了記号として機能するのがセミコロン(;)です。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- \G: 結果セットを縦方向(垂直形式)で表示する
- \g および ;: 結果セットを表形式(タブラー形式)で表示する
これらを1つのステートメント内で組み合わせてエラーなしに出力を得るには、2つのクエリを連続して記述します。1つ目のクエリの末尾に \G または \g を付け、続けて2つ目のクエリの末尾にセミコロン(;)を付ける形になります。
例1:\G とセミコロン(;)を組み合わせた場合
mysql> Select * from student\G select * from ratelist; *************************** 1. row *************************** Name: Gaurav RollNo: 100 Grade: B.tech *************************** 2. row *************************** Name: Aarav RollNo: 150 Grade: M.SC *************************** 3. row *************************** Name: Aryan RollNo: 165 Grade: M.tech 3 rows in set (0.00 sec) +----+------+-------+ | Sr | Item | Price | +----+------+-------+ | 1 | A | 502 | | 2 | B | 630 | | 3 | C | 1005 | | 4 | h | 850 | | 5 | T | 250 | +----+------+-------+ 5 rows in set (0.00 sec)
この例では、MySQLはまず最初のクエリの後にある \G を検出し、それに基づいて結果セットを縦形式で出力します。その後、2つ目のクエリの末尾にある終了記号のセミコロン(;)を検出し、こちらに基づく結果セットを表形式で出力しています。
例2:\g とセミコロン(;)を組み合わせた場合
mysql> Select * from student\g select * from ratelist; +--------+--------+--------+ | Name | RollNo | Grade | +--------+--------+--------+ | Gaurav | 100 | B.tech | | Aarav | 150 | M.SC | | Aryan | 165 | M.tech | +--------+--------+--------+ 3 rows in set (0.00 sec) +----+------+-------+ | Sr | Item | Price | +----+------+-------+ | 1 | A | 502 | | 2 | B | 630 | | 3 | C | 1005 | | 4 | h | 850 | | 5 | T | 250 | +----+------+-------+ 5 rows in set (0.00 sec)
この例では、MySQLは最初のクエリの後に \g を検出し、それに基づいて結果セットを表形式で出力します。続いて、2つ目のクエリの末尾にあるセミコロン(;)を終了記号として検出し、こちらも同様に表形式で結果を出力します。
まとめ
このように、\G・\g といった組み込みコマンドとセミコロン(;)を1つの入力文の中で使い分けることで、複数のクエリを一度に実行しながら、それぞれ異なる表示形式で結果を受け取ることができます。エラーを避けるポイントは、各クエリの末尾に必ず対応する終了記号を配置することです。
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