MySQLにおけるトランザクションの動作管理の仕組みとは?2つのモードを解説
MySQLでは、セッション変数「AUTOCOMMIT」の設定値によって、トランザクションの動作を制御できます。この設定には大きく分けて以下の2つのモードが存在します。
Autocommit On(自動コミット有効)
これはMySQLのデフォルトモードです。このモードが有効な場合、トランザクション内のステートメントであるかどうかにかかわらず、実行された各SQLステートメントはそれぞれ独立した完全なトランザクションとして扱われ、実行が完了した時点で自動的にコミットされます。
このモードは、セッション変数 AUTOCOMMIT を 1 に設定することで有効化できます。
SET AUTOCOMMIT = 1 mysql> SET AUTOCOMMIT = 1; Query OK, 0 rows affected (0.07 sec)
Autocommit Off(自動コミット無効)
こちらはデフォルトではないモードです。このモードでは、以降に実行される一連のSQLステートメントが1つのトランザクションとして扱われ、明示的に COMMIT ステートメントを実行するまで、どの変更もデータベースに確定(コミット)されません。
このモードは、セッション変数 AUTOCOMMIT を 0 に設定することで有効化できます。
SET AUTOCOMMIT = 0 mysql> SET AUTOCOMMIT = 0; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
補足:現在の設定を確認する方法
現在のセッションでどちらのモードが有効になっているかは、次のクエリで確認できます。戻り値が「1」なら Autocommit On、「0」なら Autocommit Off です。
SELECT @@AUTOCOMMIT;
また、AUTOCOMMIT の設定を変更せずに一時的にトランザクションを開始したい場合は、START TRANSACTION または BEGIN ステートメントを使用する方法もあります。この場合、明示的な COMMIT または ROLLBACK を実行するまで変更は確定されません。
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