MySQLのCASEステートメントで列データを活用する方法をわかりやすく解説
MySQLのCASEステートメント内で列データを使用する方法
MySQLのCASEステートメントは、SELECT句の中で条件分岐を行い、集計処理に活用できる非常に便利な機能です。ここでは、実際のテーブルデータを使いながら、CASEステートメント内で列(カラム)データをどのように利用できるのかを解説します。
サンプルデータ:Studentsテーブル
まず、以下のような「Students」テーブルのデータを例として考えてみましょう。
mysql> Select * from Students; +----+-----------+-----------+----------+----------------+ | id | Name | Country | Language | Course | +----+-----------+-----------+----------+----------------+ | 1 | Francis | UK | English | Literature | | 2 | Rick | USA | English | History | | 3 | Correy | USA | English | Computers | | 4 | Shane | France | French | Computers | | 5 | Validimir | Russia | Russian | Computers | | 6 | Steve | Australia | English | Geoinformatics | | 7 | Rahul | India | Hindi | Yoga | | 8 | Harshit | India | Hindi | Computers | | 9 | Harry | NZ | English | Electronics | +----+-----------+-----------+----------+----------------+ 9 rows in set (0.00 sec)
CASEステートメントを使った国別の学生数集計
このテーブルから「USA・UK・NZ・INDIA・RUSSIA・FRANCE」など、各国に何人の学生が所属しているかを知りたいとします。そんなときは、country列をCASEステートメントの中で使用し、SUM関数と組み合わせることで簡単に集計できます。
具体的には、「条件に一致すれば1、一致しなければ0」を返すCASE式を作成し、その合計値を求めることで、各条件に該当する行数をカウントします。
mysql> Select SUM(CASE WHEN country = 'USA' THEN 1 ELSE 0 END) AS USA, -> SUM(CASE WHEN country = 'UK' THEN 1 ELSE 0 END) AS UK, -> SUM(CASE WHEN country = 'INDIA' THEN 1 ELSE 0 END) AS INDIA, -> SUM(CASE WHEN country = 'Russia' THEN 1 ELSE 0 END) AS Russia, -> SUM(CASE WHEN country = 'France' THEN 1 ELSE 0 END) AS France, -> SUM(CASE WHEN country = 'NZ' THEN 1 ELSE 0 END) AS NZ, -> SUM(CASE WHEN country = 'Australia' THEN 1 ELSE 0 END) AS Australia -> From Students; +------+------+-------+--------+--------+------+-----------+ | USA | UK | INDIA | Russia | France | NZ | Australia | +------+------+-------+--------+--------+------+-----------+ | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | +------+------+-------+--------+--------+------+-----------+ 1 row in set (0.07 sec)
クエリのポイント
- CASE WHEN country = '国名' THEN 1 ELSE 0 END:指定した国と一致する行には1、それ以外には0を返します。
- SUM関数:CASE式の結果(1と0)を合計することで、該当する学生の人数を算出しています。
- ASエイリアス:結果セットの列見出しを国名で表示するために使用しています。
このように、CASEステートメント内で列データを参照することで、ピボットテーブルのようなクロス集計をSQLだけで実現できます。GROUP BYと組み合わせれば、さらに柔軟な分析も可能になるので、ぜひ活用してみてください。
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