MySQLのJOINを使ってテーブル間のINTERSECTION(積集合)を実装する方法
INTERSECTIONは内部結合で実現できる
実は、SQLにおけるINTERSECTION(積集合)は、すべての列を対象とした内部結合(INNER JOIN)と同じ結果をもたらします。MySQLには標準でINTERSECT演算子が用意されていないため、JOINを活用することで同等の処理を実装できます。
ここでは、2つのシンプルなテーブルを使って具体的な例を見ていきましょう。まず、以下のようなデータが格納されているとします。
mysql> Select * from value1; +------+------+ | i | j | +------+------+ | 1 | 1 | | 2 | 2 | +------+------+ 2 rows in set (0.00 sec) mysql> Select * from value2; +------+------+ | i | j | +------+------+ | 1 | 1 | | 3 | 3 | +------+------+ 2 rows in set (0.00 sec)
JOINによるINTERSECTIONの実行
次に示すクエリでは、USING(i, j)句を使って両テーブルを結合し、共通する行だけを抽出しています。これにより、INTERSECTIONと同じ結果が得られます。
mysql> Select * from value1 join value2 using(i,j); +------+------+ | i | j | +------+------+ | 1 | 1 | +------+------+ 1 row in set (0.08 sec)
結果の解説
上記の出力からわかるように、value1とvalue2の両方に存在するのは (1, 1) の行のみです。このように、すべての列を結合条件に指定した内部結合を行うことで、数学的な積集合(INTERSECTION)と完全に同じ操作がMySQLでも実現できます。
なお、重複行の扱いやNULL値の比較など、より複雑なケースに対応したい場合は、DISTINCTキーワードの併用や、各列に対する明示的な等価結合条件の指定も検討するとよいでしょう。
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