MySQLの自己計算出力を使ってテーブルに値を挿入する方法
MySQLでは、SELECT文によって生成される自己計算出力をそのままINSERT文に組み込むことで、テーブルへ値を挿入できます。この方法を使えば、ダミーテーブルである「dual」を指定する必要はありません。
基本の構文は以下の通りです。
INSERT INTO table_name(column1,column2,column3,…) Select value1,value2,value3,…;
このように、VALUES句の代わりにSELECT句で挿入したい値を直接記述するのがポイントです。単一の行を挿入するだけでなく、計算結果や関数の戻り値をそのまま挿入値として利用できる点も利便性が高いといえます。
実行例
以下の例では、「testing」というテーブルを作成し、MySQLの自己計算出力を利用して値を挿入しています。
mysql> Create table testing(id int, item_name varchar(10)); Query OK, 0 rows affected (0.15 sec) mysql> Insert into testing (id,item_name)Select 1,'Book'; Query OK, 1 row affected (0.11 sec) Records: 1 Duplicates: 0 Warnings: 0 mysql> Insert into testing (id,item_name)Select 2,'Pen'; Query OK, 1 row affected (0.11 sec) Records: 1 Duplicates: 0 Warnings: 0 mysql> select * from testing; +------+-----------+ | id | item_name | +------+-----------+ | 1 | Book | | 2 | Pen | +------+-----------+ 2 rows in set (0.00 sec)
実行結果を見ると、SELECT句で指定した「1, 'Book'」および「2, 'Pen'」という値が、それぞれtestingテーブルのidカラムとitem_nameカラムに正しく挿入されていることが確認できます。この手法は、他のテーブルからデータを取得して挿入する「INSERT ... SELECT」の応用形でもあり、シンプルな値の挿入にも柔軟に活用できます。
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