MySQLでユーザー定義変数に値を格納する方法|SET文と:=演算子の使い方
MySQLでは、ユーザー定義変数(ユーザー変数)に1つのステートメント内で値を格納し、その後の別のステートメントからその値を参照することができます。ここでは、ユーザー定義変数に値を格納する2つの方法を解説します。
SETステートメントを使う方法
最も基本的な方法は、SETステートメントを使用してユーザー定義変数に値を代入するやり方です。
構文
SET @var_name = expr[, @var_name = expr]…;
この構文における @var_name は変数名であり、現在のキャラクタセットで使用できる英数字の文字列で構成されます。SETステートメントでは、代入演算子として「=」または「:=」のどちらでも使用できます。
実行例
以下のように、SETステートメントを使って複数のユーザー変数に値を格納できます。
mysql> SET @value = 500; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) mysql> SET @value := 500; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) mysql> SET @value = 500, @value1 = 550; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
3つ目の例のように、カンマで区切ることで1つのSETステートメントで複数の変数に同時に値を代入することも可能です。
SETステートメントを使わない方法
SETステートメントを使用しなくても、SELECTなどのステートメントの中で直接ユーザー変数に値を代入することができます。
mysql> SELECT @value, @value1, @value2 := @value + @value1; +--------+---------+---------------------------+ | @value | @value1 | @value2 := @value+@value1 | +--------+---------+---------------------------+ | 500 | 550 | 1050 | +--------+---------+---------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
この場合、必ず「:=」という代入演算子を使用しなければならない点に注意してください。「=」は比較演算子として扱われるため、代入としては機能しません。
補足:ユーザー定義変数の注意点
- ユーザー定義変数はセッション単位で有効であり、接続が切断されると値は失われます。
- 初期化されていない変数の値はNULLになります。
- 変数名は大文字小文字を区別しません。
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