FOREIGN KEY(外部キー)とは?意味とMySQLテーブルでの使い方を徹底解説
FOREIGN KEY(外部キー)とは、2つのテーブル間のデータ同士を結び付けるために使用される、1つのカラムまたは複数のカラムの組み合わせのことです。言い換えれば、FOREIGN KEY制約は必ず2つのテーブルに関わるものであり、あるテーブルのPRIMARY KEY(主キー)が別のテーブルのFOREIGN KEYとして参照されることで、データベース全体のデータ整合性(参照整合性)を高める役割を果たします。
FOREIGN KEYの基本構文
FOREIGN KEY [column_name] REFERENCES [table having Primary Key] ([column_name]);
各要素の意味は以下の通りです。
- REFERENCES:参照先を指定するためのキーワード
- column_name(1つ目):FOREIGN KEYを設定するカラムのリスト
- table having Primary Key:PRIMARY KEYを持つ参照先テーブルの名前
- column_name(2つ目):参照先テーブルでPRIMARY KEYが設定されているカラムのリスト
具体例:CustomerテーブルとOrdersテーブルを連携させる
ここでは、「Customer(顧客)」と「Orders(注文)」という2つのテーブルを例に考えます。両テーブルの関係は、Ordersテーブル側の「Cust_Id」フィールドにFOREIGN KEYを設定することで確立できます。実際にテーブルを作成するクエリは次のようになります。
mysql> Create Table Customer(Cust_ID int Primary Key, First_name Varchar(20), Last_name Varchar(20), City Varchar(10)); Query OK, 0 rows affected (0.13 sec) mysql> Create Table Orders(Order_Id Int Primary Key, Product_Name Varchar(25), Orderdate DATE, Cust_ID Int, FOREIGN KEY(Cust_ID) REFERENCES Customer(Cust_id)); Query OK, 0 rows affected (0.13 sec) mysql> Describe Orders; +--------------+-------------+------+-----+---------+-------+ | Field | Type | Null | Key | Default | Extra | +--------------+-------------+------+-----+---------+-------+ | Order_Id | int(11) | NO | PRI | NULL | | | Product_Name | varchar(25) | YES | | NULL | | | Orderdate | date | YES | | NULL | | | Cust_ID | int(11) | YES | MUL | NULL | | +--------------+-------------+------+-----+---------+-------+ 4 rows in set (0.04 sec)
親テーブルと子テーブルの関係
この構成において、参照される側の「Customer」テーブルは親テーブル(参照テーブル)、参照する側の「Orders」テーブルは子テーブル(参照元テーブル)と呼ばれます。
重要なルールとして、子テーブルの各行には、親テーブルに存在する値が含まれていなければなりません。つまり、Ordersテーブルの各行に登録できる「Cust_Id」は、Customerテーブルに実在する顧客IDだけということです。存在しない顧客IDを注文データに入力しようとすると、MySQLはエラーを返して登録を拒否します。
FOREIGN KEYを使うメリット
- データ整合性の保証:存在しない親レコードへの参照を防ぎ、不正なデータの混入を阻止できます。
- 孤立レコードの防止:顧客情報と注文情報の対応関係が常に保たれ、迷子データ(オーファンレコード)が発生しません。
- テーブル間の関係の明確化:スキーマを見るだけで、どのテーブル同士が関連しているのかが一目で分かります。
このようにFOREIGN KEYは、複数テーブルを扱うリレーショナルデータベース設計において欠かせない制約です。MySQLでテーブルを設計する際は、テーブル間の関係を整理した上で適切に設定しましょう。
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