【JSP入門】JSTLのx:ifタグでXPath式をテストする方法
JSPでXPath式をテストしたい場合、JSTL(JSP Standard Tag Library)のXMLタグライブラリが提供する<x:if>タグを利用できます。このタグは、test XPath式として指定した条件式を評価し、その結果がtrueの場合にのみタグ内のボディ(内容)を処理します。条件がfalseと評価された場合は、ボディは単純に無視され、何も出力されません。
<x:if>タグの属性一覧
<x:if>タグでは、以下の3つの属性を使用できます。
| 属性 | 説明 | 必須 | デフォルト値 |
|---|---|---|---|
| select | 評価対象となるXPath式を指定します | はい | なし |
| var | 条件の評価結果を格納する変数の名前を指定します | いいえ | なし |
| scope | var属性で指定した変数のスコープを指定します | いいえ | page |
使用例
以下は、<x:if>タグを使った具体的なサンプルコードです。c:setタグで書籍情報を含むXML文字列を定義し、x:parseタグで解析した結果に対して、2つのXPath式による条件判定を行っています。
<%@ taglib prefix = "c" uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
<%@ taglib prefix = "x" uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/xml" %>
<html>
<head>
<title>JSTL x:if Tags</title>
</head>
<body>
<h3>Books Info:</h3>
<c:set var = "xmltext">
<books>
<book>
<name>Padam History</name>
<author>ZARA</author>
<price>100</price>
</book>
<book>
<name>Great Mistry</name>
<author>NUHA</author>
<price>2000</price>
</book>
</books>
</c:set>
<x:parse xml = "${xmltext}" var = "output"/>
<x:if select = "$output//book">
Document has at least one <book> element.
</x:if>
<br />
<x:if select = "$output/books[1]/book/price > 100">
Book prices are very high
</x:if>
</body>
</html>
このコードのポイントを簡単に解説します。
- 1つ目の<x:if>タグでは、「$output//book」というXPath式により、ドキュメント内に<book>要素が1つ以上存在するかどうかを判定しています。
- 2つ目の<x:if>タグでは、最初の<books>要素内の<price>の値が100より大きいかどうかを比較しています。
- どちらの条件もtrueと評価されるため、それぞれのボディ内のメッセージが出力されます。
上記のJSPにアクセスすると、次のような実行結果が表示されます。
Books Info: Document has at least one <book> element. Book prices are very high
このように、<x:if>タグを使えば、JSP上でXMLデータに対するXPath式の条件判定を手軽に行うことができます。var属性を組み合わせれば、評価結果を変数に保存して後続の処理で再利用することも可能です。
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