JSPのプロパティにJava式の結果を設定する方法【c:setタグの使い方】
JSPで式の評価結果を変数やBeanのプロパティに代入したい場合、<c:set>タグを使用します。このタグはsetPropertyアクションのJSTL版に相当するもので、式を評価した結果をJavaBeanやjava.util.Mapオブジェクトの値として設定できるのが特徴です。スクリプトレット(<% %>)を使わずにロジックを記述できるため、可読性と保守性の高いJSPページを作成できます。
c:setタグの主な属性
<c:set>タグには以下の属性が用意されています。
| 属性 | 説明 | 必須 | デフォルト値 |
|---|---|---|---|
| value | 保存したい情報(値) | No | body(タグのボディ内容) |
| target | 変更対象となるプロパティを持つ変数名(BeanまたはMap) | No | なし |
| property | 変更するプロパティ名 | No | なし |
| var | 情報を格納する変数の名前 | No | なし |
| scope | 変数を保存するスコープ(page / request / session / application) | No | page |
注意点: target属性を指定する場合は、必ずproperty属性も併せて指定する必要があります。また、var属性で変数に値を保存する場合はtarget・property属性とは併用できません。
使用例
以下は、セッションスコープに「salary」という変数を定義し、Java式「${2000*2}」の計算結果を代入する例です。
<%@ taglib uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix = "c" %>
<html>
<head>
<title><c:set> Tag Example</title>
</head>
<body>
<c:set var = "salary" scope = "session" value = "${2000*2}"/>
<c:out value = "${salary}"/>
</body>
</html>
このコードでは、<c:set>タグが式「2000*2」を評価し、その結果4000をsessionスコープの変数「salary」に格納します。続く<c:out>タグによってその値が出力されます。
上記のコードを実行すると、次のような結果が表示されます。
4000
このように<c:set>タグを活用することで、EL式(Expression Language)の評価結果を簡単に変数へ保存でき、JSPページ内でのデータ管理がより柔軟に行えます。
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