JSPのresponse(応答)オブジェクトとは?基本から使い方まで解説
JSPのresponseオブジェクトとは
JSPにおけるresponseオブジェクトは、javax.servlet.http.HttpServletResponseクラスのインスタンスです。サーバーはクライアントからのリクエストを受け取るとrequestオブジェクトを生成しますが、それと同時に、クライアントへの応答を表すresponseオブジェクトも生成します。
responseオブジェクトには、新しいHTTPヘッダーを作成・操作するためのインターフェースが定義されています。このオブジェクトを通じて、JSPプログラマは以下のような処理を行うことができます。
- 新しいCookieの追加
- 日付スタンプ(Dateヘッダー)の設定
- HTTPステータスコードの指定
また、responseオブジェクトの各メソッドを利用すれば、サーブレットプログラム内でHTTPレスポンスヘッダーを自由に設定できます。つまり、このオブジェクトは「サーバーからクライアントへ返される応答そのもの」を表現しているのです。
自動更新ヘッダーのサンプルコード
次の例では、setIntHeader()メソッドを使ってRefreshヘッダーを5秒に設定し、デジタル時計のようにページを自動的に再読み込みさせています。
<%@ page import = "java.io.*,java.util.*" %>
<html>
<head>
<title>Auto Refresh Header Example</title>
</head>
<body>
<center>
<h2>Auto Refresh Header Example</h2>
<%
// 更新間隔(自動再読み込み時間)を5秒に設定
response.setIntHeader("Refresh", 5);
// 現在時刻を取得
Calendar calendar = new GregorianCalendar();
String am_pm;
int hour = calendar.get(Calendar.HOUR);
int minute = calendar.get(Calendar.MINUTE);
int second = calendar.get(Calendar.SECOND);
if(calendar.get(Calendar.AM_PM) == 0)
am_pm = "AM";
else
am_pm = "PM";
String CT = hour+":"+ minute +":"+ second +" "+ am_pm;
out.println("Current Time is: " + CT + "\n");
%>
</center>
</body>
</html>実行結果
このJSPページにブラウザでアクセスすると、現在時刻が表示され、5秒ごとに自動的にページが更新されて時計のように動作します。
Current Time is: 9:44:50 PM
まとめ
responseオブジェクトは、JSPやサーブレットでクライアントへの応答を制御するための中核的な存在です。HTTPヘッダーの設定だけでなく、Cookie操作やステータスコードの制御など、Webアプリケーション開発において幅広く活用されます。特にsetIntHeader()のようなメソッドを使いこなすことで、ページの自動更新など動的な挙動を簡単に実装できる点を覚えておきましょう。
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