初のRedisデジタルトランスフォーメーションインデックスレポートが明らかにした4つの重要な発見
デジタルトランスフォーメーション(DX)は、ここ数年、多くの業界の組織にとって継続的な取り組みとなってきました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、この変革はここ1年で大きく加速しました。
人々の日常生活がデジタル化するにつれ、当然ながらその期待もリアルタイム性の高いものへと変化しています。リアルタイムデータへのアクセスこそが、あらゆる組織がユーザーに最高の体験を提供するための鍵となっているのです。
リアルタイムデータプラットフォームの開発者として、私たちは多くのDXプロジェクトの中心に立つ立場にあります。組織がこの変革の道のりを成功させるには、「デジタルマインドセット」と「適切なツール群」の両方が不可欠であると私たちは考えています。
この度、初となる「Redis デジタルトランスフォーメーションインデックス」電子ブックの公開をお知らせできることを大変嬉しく思います。本レポートでは、AWS re:Inventのアンケートに回答した550名を対象に、クラウド、マイクロサービス、コンテナ、NoSQLデータベースといった技術の活用に関する成熟度を示す新しい複合指標を紹介しています。回答者には、これらの技術がそれぞれのシステムスタックにどの程度浸透しているか、今後の導入計画についても尋ねました。
さらに本調査では、キャッシュ戦略、データベースの種類、ダウンタイムの許容度、データベース選定の判断基準など、幅広いトピックをカバーしています。レポート全文もぜひご一読ください。以下では、特に注目すべき結果をピックアップしてご紹介します。
1. クラウドはDX推進の最大の牽引役
本調査のために、私たちは「Redis デジタルトランスフォーメーションインデックス(DTI)」と呼ばれる複合指標を作成しました。これは、クラウド、マイクロサービス、コンテナ、NoSQLデータベースに対する参加者の戦略に関する回答を統合したもので、これらの技術の採用状況は、組織のDXの進捗度を測る有効な指標となります。
DTIの各構成要素を分析したところ、クラウド戦略が5点満点中平均3.64と最も成熟していることが判明しました。一方、NoSQLデータベース戦略は2.45で最下位となり、全参加者のDTI平均は3.24でした。
2. ダウンタイムはほぼ許容されない
かつてないほど相互接続が進んだ現代において、わずかなダウンタイムでも、単なる不便さにとどまらず事業に深刻な支障をもたらす可能性があります。そこで回答者に対し、キャッシュおよびデータベースにおけるダウンタイムの許容度を評価してもらいました。
業界によって回答は分かれましたが、平均して52%が「データベースにもキャッシュにも一切のダウンタイムは許容できない」と回答しました。また38%は「キャッシュなら限定的なダウンタイムは許容できるが、データベースのダウンタイムは受け入れられない」と答え、11%は「アプリケーションが顧客向けではないため、限定的なダウンタイムであれば対応可能」と回答しました。
3. リレーショナルデータベースユーザーにとってキャッシュは不可欠
キャッシュは、アプリケーションのパフォーマンスとスケーラビリティを向上させるために広く活用されている手法です。本調査によると、回答者の78%が現在キャッシュを使用しているか、近い将来使用を計画していることがわかりました。技術スタックにリレーショナルデータベースを採用している大多数の回答者にとって、高性能でスケーラブルなキャッシュ層の存在は、もはや譲れない要件となっています。
4. キーバリューデータベースはリレーショナル型に匹敵するほど普及
組織内で使用しているデータベースの種類数を尋ねたところ、平均は2種類という結果になりました。リレーショナルデータベースは数十年にわたり支配的な技術として確固たる地位を築いてきたため、第一位(55%)を獲得したのは決して驚きではありません。対照的に、NoSQLデータベースは歴史がまだ浅い存在です。
そんな中、キーバリューデータベースが僅差の第二位(52%)にランクインしたことは、私たちにとっても嬉しい驚きでした。この結果は、NoSQLデータベースが広く採用されているだけでなく、大多数の組織のデータ管理システムにおいて既に不可欠な構成要素となっていることを如実に示しています。
本調査から、各業界の組織がDX目標の達成に向けて、多様な技術と戦略を積極的に取り入れている実態が明らかになりました。完全版レポートでは、業界別のDTI詳細、業界ごとのデータベース選定における重視ポイント、データベースアプリケーション開発で人気のプログラミング言語、さらに「タブ派とスペース派、どちらが新技術のアーリーアダプターか」といったユニークな分析まで掲載されています。
ぜひ、DXに関するわずか4問のアンケートにご協力ください。今回は参加できなかった方も、2021年4月20日〜21日開催のRedisConf 2021にご注目ください。会期中に第2回目の調査を実施する予定です。
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