iOSはどうして優れたデバイスの評価を下げてしまうのか?iOS 10の魅力と問題点を徹底レビュー
iPhoneユーザーには、Appleロゴを見せびらかすという独特の習慣があるようです。所有者自身が少し誇らしく思う分には数分程度なら構いませんが、なぜそこまで見せびらかす必要があるのでしょうか?iPhoneの存在は今や世界中が知っています。別に自分がiPhoneを持っていないから嫉妬しているわけではありません。ただ、その虚勢に魅力を感じないだけです。先日、ゴールドのiPhone 5を目にする機会がありました。機能や欠点を確かめたわけではなく、単に端末を見ただけですが、それがゴールドiPhoneの実際の姿だとしたら、欲しいとは思いませんでした。
新しいバージョンのiPhoneが登場するたびに人々は熱狂しますが、その根幹には何か引っかかる点があります。Apple iOS 10を台無しにした厄介な機能を批判する前に、まずは「今すぐ手に入れたくなる」ような興味深い魅力的な機能から見ていきましょう。
iOS 10を選ぶべき理由
新しい絵文字が使えるようになります。チャットやSNS投稿が好きな人なら、これは見逃せないポイントです。iOS 10.2ベータ版には、アボカド、サメ、クロワッサン、ブリート、ニンジン、イカ、ピエロの顔、ベーコンなど、新しくデザインされた絵文字が多数収録されています。しかもそれだけではありません。70種類以上の新しい絵文字が追加され、既存の絵文字の一部も再デザインされています。
新しいApple TVアプリを試せる
お気に入りの番組や映画を1か所でまとめて視聴できること、そしてSiriのアップグレードが注目ポイントです。主な特徴は以下のとおりです。
「今すぐ視聴」 − iTunesやその他のアプリで利用可能なすべての番組・映画のコレクションを一覧表示できます。「Up Next(次に観る)」や「おすすめ」から、次に視聴するコンテンツを選ぶことも可能です。
ストア − まだダウンロードや購読をしていない動画サービスの新しいコンテンツをストアで探索できます。Apple TVを頻繁に活用している人なら、試してみる価値は十分にあります。
新しいカメラ設定
撮影のたびに設定を変更していた人は、待ち望んでいた機能がついに登場しました。iOS 10.2では、最後に使用したカメラ設定を保存できるようになっています。前回使ったカメラモード、フォトフィルター、ライブ写真の設定などをそのまま保持できるため、有効化も簡単で、時間の節約になる便利な機能です。
iOSのさまざまな不具合を解消
iPhoneユーザーは昔から、バッテリー持ちの悪さ、Wi-FiやBluetooth接続のトラブルなど、さまざまな不具合を訴えてきました。新しいiOSバージョンには複数のバグ修正が含まれており、UIの速度向上、バッテリー寿命の改善、接続性の向上が期待できます。こうした突発的な問題に悩まされているなら、アップデートを試してみる価値は十分あるでしょう。
iPhone最大の問題点
ここで、128GBモデルのiPhone 6s Plusについて考えてみましょう。通話、ネット閲覧、ゲームといった基本的な用途のためだけに9万円超のスマホを使うのは贅沢すぎると感じるかもしれません。さらに面白いのは、iPhoneを持っていることで周囲の人の接し方が変わるという現象です。全体的に言えば、この端末は素晴らしい出来栄えでした。優れた機能、高解像度のカメラ、すべてが最高水準でした。ただし、ひとつだけ全体を台無しにする要素がありました。技術的に言えば、それは想像を絶するほど使い勝手の悪いUIです。多くの人はこれをOS側の問題だと思い込みがちですが、本当の犯人はOSではなくUIにあります。ただし、それも完全に正しいとは言えません。iOS自体はどんなハードウェア上でも安定して動作し、インターフェースがどんなに不便でも、強力なバッテリー寿命と滑らかな操作感を実現しています。問題は一番上の層、つまりUIにあるのです。
iOSの本当の問題
iPhoneのユーザビリティ面で何が問題なのか、語りたいことは山ほどあります。どこから始めるべきか迷いますが、順番に見ていきましょう。
マルチタスク − Appleはユーザーのために物事をシンプルにすることに注力しています。それは非常に良い思想ですが、時としてこのシンプルさが愚かさの域に達することがあります。例えばホームボタンです。マルチタスク画面を呼び出すのに2回押さなければならないのは、本当に苛立たしく非効率です。
戻るボタンがない − そもそもなぜこの設計にしたのか理解に苦しみます。「各アプリが独自の戻るボタンを実装しているから問題ない」と擁護する人もいます。確かに一理ありますが、実際にはボタンの位置が統一されていません。閉じるボタンが左上にあることもあれば(Facebookアプリでの動画再生時など)、右上にあることもあり、場所が一定しないのです。
ロック画面 − Appleはプライバシー機能で常に高く評価されてきました。しかし、この新しいロック画面は情報を大量に表示する一方で、プライバシー保護がほぼ機能していません。誰でもあなたのメール、チャット、メッセージを読めてしまうのです。これは決してクールではありません。
iOSのその他の問題点
ロック画面をさらに厄介にしているのが通知の扱いです。通知をスワイプし、「表示/クリア」をタップし、さらに別のオプションを選ぶという多段階の手順が必要になります。この煩わしい操作の意図がまたしても謎です。さらに、通知は画面スペースを大量に消費します。通知が大量に溜まった状態で読もうものなら、気が遠くなるほどスクロールし続けることになりかねません。
ロック画面のウィジェット − ウィジェットは本来、すぐに確認できるよう前面に配置されるべきものです。ウィジェットを見るために画面をスワイプして探し回らなければならないのでは、存在意義がありません。
複雑すぎるロック画面 − ゆっくり読んで理解してください。ロック画面の操作はすべて左右スワイプで構成されています。「表示/クリア」オプションへは右スワイプ、通知を開くのは左スワイプ、カメラを起動するのも左スワイプ、ウィジェットへ移動するのは右スワイプ。やりたい操作をしようとすると、別の機能が起動してしまうのです。
Apple Music
Appleの音楽アプリは操作性が悪く、ユーザビリティが低いのが実情です。大きく太字になった新しいデザインは、変化をつけるためだけに行われたように見えます。「ライブラリ」「For You」などのセクション名が大きな太字で画面スペースを大量に占めながら、伝えている情報はごくわずかです。一言でいえば、これらの大きな太字表記にはほとんど意味がありません。
要するに、曲に「いいね」をつけるのもダウンロードするのも、あらゆる操作に何度もタップを重ねる必要があります。しかも、曲を試聴する前にダウンロードすることすらできません。これはひどい話です。問題はこれで終わりではありません。Spotlight検索もウィジェットメニューと同じように扱いづらくなりました。また、新しいメッセージアプリやその機能は、インドを含む一部地域のユーザーには馴染みにくいものとなっています。理由は不明ですが、WhatsAppなどのメッセンジャーアプリが普及している昨今、メッセージに手書きの落書きや画像、音楽を追加することに誰が興味があるのか――Appleはこのシンプルな事実を見失っているようです。
この記事を読んでもなおiPhoneが欲しいという方は、まずヨガや瞑想で心を落ち着け、購入すべき理由をリストアップしてみてください。そしてすでに所有している方へ幸運を祈ります。Appleがこれらの問題に真剣に取り組み、より良い製品へと改良してくれることを願っています。
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