RubyでHTMLを解析する方法を徹底解説!Nokogiriの基本から実践まで
RubyでHTMLを解析(パース)したいと思ったことはありませんか?
この作業は、適切なツールを持っていないと少し難しく感じられるかもしれません。
しかし今日は朗報です。
RubyにはNokogiri(ノコギリ)という素晴らしいライブラリがあり、これを使えばHTMLの解析は驚くほど簡単になります。
それでは、実際の例を見ていきましょう。
Nokogiriのインストール方法
まずは以下のコマンドでnokogiri gemをインストールします。
gem install nokogiri
インストール中にエラーが発生した場合は、次のコマンドを試してみてください。
gem install nokogiri -- --use-system-libraries
ページタイトルを抽出する方法
次に、Nokogiriで解析する基本的なHTMLスニペットを含むスクリプトを作成します。
以下のコードを実行すると、ページのタイトルを取得できます。
require 'nokogiri'
html = "<title>test</title><body>actual content here...</body>"
parsed_data = Nokogiri::HTML.parse(html)
puts parsed_data.title
=> "test"
HTML文字列の代わりに、URLから直接データを取得して解析したい場合はどうすればよいのでしょうか?
その場合は、次のようにします。
require 'open-uri'
Nokogiri::HTML.parse(open('https://example.com')).title
これによりHTMLがダウンロードされ、タイトルが取得されます。
さて、タイトルの取得は簡単でしたが、もう少し高度な例も見てみたいですよね?
次は、Webサイトからリンクを抽出する方法を見ていきましょう。
アンカーリンクを抽出する方法
ページからすべてのリンクを取得するには、まず対象となるHTMLが必要です。
先ほどと同じopen-uriを使えば、公開されている任意のWebサイトのHTMLをダウンロードできます。
そして、Nokogiriで解析してドキュメントオブジェクトを取得します。
以下のように記述します。
document = Nokogiri::HTML.parse(open('https://example.com'))
document.class
# Nokogiri::HTML::Document
このオブジェクトから情報を問い合わせる方法は、主に2つあります。
- XPathクエリを使う方法
- CSSセレクタを使う方法
まずはXPathを使う方法から見てみましょう。
コードはこちらです。
tags = document.xpath("//a")
これは何をしているのでしょうか?
このコードはページ内のすべてのHTMLタグをフィルタリングし、指定したタグだけを返します。
この場合は「a」タグです。HTMLにおいて、リンクは「a」タグに含まれていますね。
さて、ここで得られるのは、これらのタグを表すNokogiri::XML::Elementオブジェクトの配列です。
リンクのURLとテキストを取得したい場合は、次のように書きます。
tags.each do |tag|
puts "#{tag[:href]}\t#{tag.text}"
end
これを実行すると、すべてのリンクが1行ずつ画面に出力されます。
リンク以外の情報、たとえばページ上の画像一覧などをスクレイピングしたい場合も、同じ手順で行えます。
変更が必要なのは、取得したいタグの種類だけです。
たとえば、画像の場合はこうなります。
tags = document.xpath("//img")
images_urls = tags.map { |t| t[:src] }
imgは画像を表すHTMLタグで、srcは画像のURLが格納されている属性です。
正しいCSSセレクタや属性名がわからないときは、ブラウザの開発者ツールを使って確認しましょう。
NokogiriでCSSセレクタを使う方法
CSSセレクタを使いたい場合は、xpathメソッドをcssメソッドに置き換えるだけでOKです。
具体例はこちら。
headers = document.css("h1")
paragraphs = document.css("p")
注意点:
at_cssとcssの違いは、前者が最初に一致した要素のみを返すのに対し、後者は一致したすべての要素を返すという点です。
CSSセレクタを使ってもXPathと同じ結果が得られます。重要なのは、「どのHTML要素を扱いたいか」をNokogiriに伝えることです。
多くの開発者はXPathよりもCSSの方が馴染み深いため、迷ったらCSSを選ぶのがおすすめです。
まとめ
RubyでのHTML解析には、Nokogiriという強力なライブラリが最適です。gemをインストールし、XPathまたはCSSセレクタを使うことで、タイトルやリンク、画像など、ページ内のあらゆる要素を簡単に抽出できます。
Nokogiriの公式ドキュメントはこちらから参照できます。
https://www.rubydoc.info/github/sparklemotion/nokogiri
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