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Atomエディター徹底活用ガイド:Ruby開発者必見のプラグイン・ショートカット・スニペット

Ruby開発にAtomエディターを使っているなら、生産性を高めるプラグイン(Atomでは「パッケージ」と呼ばれます)の存在をご存じかもしれません。

しかし、Atomのパッケージリポジトリには数千ものパッケージが公開されており、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも多いはずです。

結局、どれを使えばいいのでしょうか?

さらに言えば、作業スピードを上げるために覚えておきたいキーボードショートカットにはどんなものがあるのでしょうか?

この記事では、AtomユーザーのRuby開発者が知っておくべき厳選パッケージ、便利なショートカット、スニペット活用術を詳しく解説します。

おすすめのAtomパッケージ

Atomパッケージはエディターに新しい機能を追加してくれるものです。エディターの画面から直接インストールできます。

設定画面(CTRL + ,)を開き、「Install(インストール)」タブをクリックしてください。

Atomエディター徹底活用ガイド:Ruby開発者必見のプラグイン・ショートカット・スニペット

検索ボックスに入力するだけで、以下で紹介するパッケージをインストールできます。

Atom Runner

最初におすすめしたいのが「atom runner」というパッケージです。

このパッケージを使うと、エディター上で直接コードを実行できます。実行結果は右側の分割ウィンドウに表示されます(Atom 1.17以降では下部に表示されます)。

実際の表示はこんな感じです

Atomエディター徹底活用ガイド:Ruby開発者必見のプラグイン・ショートカット・スニペット

インストールは、パッケージマネージャーの検索ボックスに名前を入力して「Install」をクリックするだけです。

起動するには、ファイルタイプがRubyに設定されていることを確認し、ALT + R(MacではCTRL + R)を押します。

注意:動作しない場合は、メニューやデスクトップアイコンからではなく、ターミナルからAtomを起動してみてください。

出力結果のフォントサイズを大きくしたい場合は、まずAtomのスタイルシートファイルを開きます(CTRL + ALT + Pでコマンドパレットを開き、「osty」と入力してEnter)。

次に、以下のコードをファイルに追加します

.stdout {
  font-size: 18px !important;
}

Block Convert

Rubyではdo...end{ ... }という2種類のブロック記法を行き来したい場面があります。「block convert」パッケージを使えば、その変換作業を大幅に省力化できます。

インストール後、カーソルをブロック内に置き、コマンドパレット(CTRL + ALT + P)を開いて「converter」と検索し、「to do end」または「to curly brackets」を選択するだけです。

実際の動作はこのGIFで確認できます

Atomエディター徹底活用ガイド:Ruby開発者必見のプラグイン・ショートカット・スニペット

Toggle Quotes

「toggle-quotes」パッケージを使えば、シングルクォートとダブルクォートをワンタッチで切り替えられます。

使い方は、切り替えたいクォートのペアの中にカーソルを置き、CTRL + "(MacではCMD + ")を押すだけです。

Linter Ruby

リンターとは、コード内のエラーを指摘してくれるツールのことです。

主に構文エラーを検出するものなので、過度な期待はできませんが 🙂

それでも、テストを実行しなくてもエラーに素早く気づけるのは大きなメリットです。

エディターでリント機能を有効にしたい場合は、「linter-ruby」パッケージをインストールしましょう。

その他のおすすめパッケージ

  • https://atom.io/packages/ruby-block
  • https://atom.io/packages/color-picker
  • https://teletype.atom.io(ペアプログラミング用の公式新パッケージ)

覚えておきたいAtomのキーボードショートカット

ショートカットは誰にとっても魅力的なものです!

特にお気に入りのショートカットを表にまとめました

ショートカット 説明
CTRL + D マルチセレクト(同一単語の複数選択)
CTRL + F 現在のファイル内を検索
CTRL + P プロジェクト内のファイルを検索(クイックオープン)
CTRL + B 開いているファイル間を切り替え
CTRL + ALT + 7 選択したコードのコメント化・解除
CTRL + UP / DOWN 現在の行を上下に移動
CTRL + Shift + K 現在の行を削除

マルチセレクト機能のデモはこちらのGIFです:

Atomエディター徹底活用ガイド:Ruby開発者必見のプラグイン・ショートカット・スニペット

さらに多くのショートカットはこちらで確認できます:

https://github.com/nwinkler/atom-keyboard-shortcuts

スニペットで生産性をアップする方法

スニペットを使うと、展開可能なテンプレートを作成でき、コードをより速く書けるようになります。

例えば、defと入力してEnterキーを押すと…

メソッドのテンプレートが自動生成されます。しかもカーソルはメソッド名の位置に移動するので、すぐに入力を始められます。

その後、Tabキーを押せば、カーソルがメソッド本体の中へ移動します。

かなり便利ですよね?

一度慣れてしまえば、日常的に使うことになるでしょう。

便利な組み込みRubyスニペットの一覧

スニペット 展開されるコード
if if / end
ife if / else / end
def def / end
defs def self.name / end
deft def test_ / end
cla class / end
mod module / end
ea each { … }
beg begin / rescue / end
Hash Hash.new { … }
File File.read
r attr_reader
w attr_writer
rw attr_accessor

ERB専用のスニペットもあります。例えば=<%= %>-<% %>が入力できます。

これらのスニペットが動作するには、ファイルタイプが「Ruby」に設定されている必要があります。.rb拡張子のファイルを編集していれば、自動的に設定されます。

さらに、独自のスニペットを作成することもできます。

作成するには、コマンドパレット(CTRL + ALT + P)を開いて「osni」と入力し、Enterを押します。

カスタムスニペットを定義できるファイルが開きます。

スニペットの書式は次のとおりです

".source.ruby":
  "Initialize":
    prefix: "init"
    body: "def initialize\n\t$1\nend"

最初の文字列はスニペットの対象言語、次はスニペットの名前(任意の文字列でOK)、そして「prefix」はスニペットを呼び出すトリガーとなる単語、「body」はコードテンプレートです。

複数のスニペットを定義する場合、言語部分(.source.ruby)は繰り返さず、適切にインデントしてその下にまとめて記述します。

$1に注目してください。これは、スニペット挿入後にカーソルが配置される位置を表しています。

このカーソル位置指定は複数持たせることもできます。

"test":
  'prefix': 'test'
  'body': 'def test_$1\n\t$2\nend'

Tabキーを押すたびに、カーソルは$2$3…と順番に移動します。

組み込みスニペットでカバーされていない、よく入力するコードパターンを見つけて、それに合わせて独自のスニペットを作成してみましょう。

コードを自動インデントする方法

インデントが崩れてしまうことがあり、手作業で直すのはとても面倒です…

そんなときもAtomなら安心です。標準で「Auto Indent(自動インデント)」機能が搭載されています。

使い方は、インデントしたいコードを選択し、コマンドパレット(CTRL + ALT + P)を開いて「auto」と検索するだけです。

標準搭載のGit連携

Atomはバージョン1.18からGit連携機能を標準搭載しています。

使うには、編集中のファイルが、Gitリポジトリを初期化済みのプロジェクトに属している必要があります。

注意:新規プロジェクトの場合は、エディターから直接リポジトリを初期化することもできます。

すると、画面右下に「3 files」のような表示が現れます。

Atomエディター徹底活用ガイド:Ruby開発者必見のプラグイン・ショートカット・スニペット

そこをクリックするとGitパネルが開き、各ファイルをクリックして変更内容を確認できます。

また、変更をステージングし、コミットメッセージを入力して、パネル下部の「commit」ボタンをクリックすれば、そのままコミットすることも可能です。

まとめ

この記事では、便利なパッケージのインストール、キーボードショートカットの習得、カスタムスニペットの定義を通じて、Ruby開発者の生産性を高める方法を学びました!

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