CSS3の2D変換関数(transform)の使い方を徹底解説
CSS3の2D変換(2D transforms)は、要素を移動(translate)・回転(rotate)・拡大縮小(scale)・傾斜(skew)させることで、見た目や配置を自由に変更できる強力な機能です。アニメーションやインタラクティブなデザインにも欠かせないテクニックとして広く使われています。
主な2D変換関数の一覧
以下に、よく使用される代表的な2D変換関数をまとめました。
| 番号 | 関数と説明 |
|---|---|
| 1 | matrix(n,n,n,n,n,n) 6つの値を使って行列(マトリックス)による変換を定義します。すべての変換を1つの関数で表現できます。 |
| 2 | translate(x,y) 要素をX軸方向とY軸方向に移動します。 |
| 3 | translateX(n) 要素をX軸方向(水平方向)にのみ移動します。 |
| 4 | translateY(n) 要素をY軸方向(垂直方向)にのみ移動します。 |
| 5 | scale(x,y) 要素の幅と高さを拡大または縮小します。 |
| 6 | scaleX(n) 要素の幅(横方向)のみを拡大または縮小します。 |
| 7 | scaleY(n) 要素の高さ(縦方向)のみを拡大または縮小します。 |
| 8 | rotate(angle) 指定した角度で要素を回転させます。正の値で時計回り、負の値で反時計回りです。 |
| 9 | skew(x-angle,y-angle) X軸とY軸に沿って要素を傾斜させます。 |
| 10 | skewX(angle) X軸方向にのみ要素を傾斜させます。 |
| 11 | skewY(angle) Y軸方向にのみ要素を傾斜させます。 |
2D変換関数のコード例
次のコードは、CSS3における2D変換関数(rotate・skew・scale・translate)の実際の使用例を示しています。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
div {
width: 100px;
height: 100px;
background-color: rgb(98, 0, 255);
margin: 20px;
display: inline-block;
color: white;
}
.rotate {
transform: rotate(20deg);
}
.translate {
transform: translate(30px, 20px);
}
.scale {
transform: scale(2, 1);
margin-left:70px;
}
.skew {
transform: skew(20deg);
}
</style>
</head>
<body>
<h1>2D transform functions</h1>
<div class="rotate">ROTATE</div>
<div class="skew">
SKEW
</div>
<div class="scale">SCALE</div>
<div class="translate">TRANSLATE</div>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。それぞれのボックスが、回転・傾斜・拡大・移動の効果を受けて表示されているのが確認できます。

まとめ
2D変換関数を使いこなすことで、HTML要素の位置や形状をCSSだけで柔軟に操作できます。transformプロパティは複数の関数を組み合わせることも可能なので、transform: translate(30px, 20px) rotate(20deg); のように記述すれば、移動と回転を同時に適用することもできます。ぜひ実際のWeb制作で活用してみてください。
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