CSSのem単位でフォントサイズを設定する方法
テキストを拡大縮小可能なサイズにしたい場合は、font-sizeプロパティをem単位で指定します。デフォルトでは1emは16px(または12pt)に相当し、その値は親要素のフォントサイズを基準とした相対値になります。この特性により、ページ全体の文字サイズを柔軟かつ一貫性のある形で管理できます。
構文
CSSのfont-sizeプロパティの基本構文は以下のとおりです。
Selector {
font-size: /*値*/
}
例1:divとspanでのem指定
次の例では、font-sizeプロパティをem単位で設定する方法を示しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
width: 40%;
border: 2px solid yellow;
padding: 20px;
font-size: 1em;
}
span {
font-size: 2em;
background-color: chartreuse;
}
</style>
</head>
<body>
<div>
<p>This is a demo paragraph<span> displaying font sizes</span> set with em in CSS.</p>
</div>
</body>
</html>
出力
上記のコードを実行すると、以下のような結果が表示されます。

この例では、div要素のフォントサイズが1em(16px)に設定され、その子要素であるspanは2emとして指定されているため、親要素の2倍である32pxで表示されます。これがemの相対的な性質です。
例2:table内でのem指定
続いて、表(table)に対してem単位のフォントサイズを適用した例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
table {
width: 40%;
border: 2px ridge red;
font-size: 0.8em;
}
span {
font-size: 1.5em;
background-color: silver;
}
</style>
</head>
<body>
<h2>Class Info</h2>
<table>
<tr>
<th>Number of Students</th>
</tr>
<tr>
<td>Class A</td>
<td><span>50 Students</span></td>
</tr>
<tr>
<td>Class B</td>
<td><span>40 Students</span></td>
</tr>
</table>
</body>
</html>
出力
上記のコードを実行すると、以下のような結果が表示されます。

この例では、table要素のフォントサイズが0.8em(約12.8px)に縮小され、セル内のspan要素はさらに1.5倍のサイズで表示されます。このようにem単位を使いこなすことで、親子関係に基づいた柔軟なタイポグラフィ設計が可能になります。
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