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CSSのvoice-rateプロパティとは?音声メディアでの読み上げ速度の設定方法

CSSのvoice-rateプロパティは、音声合成による読み上げ速度を「1分あたりの単語数」を基準にして指定するためのプロパティです。CSS Speechモジュールに含まれており、スクリーンリーダーなどの音声出力環境でテキストを読み上げる際のスピードを制御できます。

voice-rateで指定できる値

読み上げ速度は、以下のキーワードから選択して設定します。

voice-rate: [normal | x-slow | slow | medium | fast | x-fast]

各キーワードの意味は次のとおりです。

  • x-slow:非常にゆっくり
  • slow:ゆっくり
  • medium:標準的な速度
  • fast:速め
  • x-fast:非常に速い

たとえば、読み上げをゆっくりさせたい場合はslowを、さらに遅くしたい場合はx-slowを指定します。

キーワードで読み上げ速度を指定する例

次の例では、段落要素の読み上げ速度を非常に速く(x-fast)設定しています。

p {
    voice-rate: x-fast;
}

パーセントで相対的に指定する方法

voice-rateは、キーワードだけでなくパーセント値でも指定できます。この場合、通常の読み上げ速度に対する相対的な割合として解釈されます。

p {
    voice-rate: 40%;
}

上記の例では、標準速度の40%という意味になるため、かなりゆっくりとした読み上げになります。逆に100%を超える値を指定すれば、標準より速い読み上げが可能です。

補足:対応状況について

voice-rateプロパティはCSS Speechモジュールで定義されていますが、主要なブラウザでの実装は限られています。実際に利用する場合は、対象とする環境(スクリーンリーダーや音声ブラウザ)での動作を確認することをおすすめします。

  1. CSSのvoice-pitchプロパティとは?音声メディアでの声の高さ(ピッチ)の設定方法

    CSSのvoice-pitchプロパティは、音声合成(テキスト読み上げ)によって話される声の基準となる高さ(ピッチ)を指定するためのプロパティです。このプロパティを使うことで、スクリーンリーダーや音声ブラウザがコンテンツを読み上げる際の声のトーンを調整できます。voice-pitchの基本構文voice-pitchプロパティでは、以下のようなキーワードを使用してピッチを指定します。voice-pitch: [[x-low | low | medium | high | x-high]];各キーワードの意味は次の通りです。x-low:非常に低いピッチlow:低めのピッチmedium:標準のピッチ

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