CSSのmatrix()関数を使って別の方向へ要素を変形させる方法
CSSでは、transformプロパティのmatrix()関数を使うことで、要素を平行移動・回転・拡大縮小・傾斜(スキュー)など、さまざまな方向へ一括して変形できます。本記事では、要素を斜めの方向へ傾けながら変形させる具体例を紹介します。
実装例
以下のコードでは、2つのdiv要素を用意し、2つ目の要素に対してmatrix(1, 0, 0.5, 1, 150, 0)を適用しています。これにより、水平方向へ150px移動しつつ、垂直方向に傾いた変形が加わります。
<html>
<head>
<style>
div {
width: 300px;
height: 100px;
background-color: pink;
border: 1px solid black;
}
div#myDiv2 {
/* IE 9 */
-ms-transform: matrix(1, 0, 0.5, 1, 150, 0);
/* Safari */
-webkit-transform: matrix(1, 0, 0.5, 1, 150, 0);
/* 標準の構文 */
transform: matrix(1, 0, 0.5, 1, 150, 0);
}
</style>
</head>
<body>
<div>
Tutorialspoint.com
</div>
<div id = "myDiv2">
Tutorialspoint.com
</div>
</body>
</html>
表示結果

matrix()関数の引数について
matrix()関数は6つの引数を受け取ります。
- a:水平方向のスケーリング(倍率)
- b:垂直方向の傾斜(スキュー)
- c:水平方向の傾斜(スキュー)
- d:垂直方向のスケーリング(倍率)
- e:水平方向の移動量(px)
- f:垂直方向の移動量(px)
上記の例ではcの値が「0.5」になっているため、要素は水平方向に傾いた状態で描画されます。ベンダープレフィックス(-ms-や-webkit-)は古いブラウザ向けのもので、現在の主要ブラウザでは標準のtransformだけで動作します。
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