CSSだけで実現するバウンスイン(Bounce In)アニメーションの作り方
CSSの@keyframesとanimationプロパティを組み合わせることで、JavaScriptに頼らずに「バウンスイン(Bounce In)」と呼ばれる弾むような登場アニメーションを簡単に実装できます。要素が小さく縮んだ状態から現れ、一度大きく膨らんでから収束する動きは、ロゴや画像、カード型コンテンツの表示演出として人気があります。
バウンスインアニメーションの仕組み
このアニメーションでは、transform: scale()を使って要素のサイズを段階的に変化させています。具体的には以下のような流れです。
- 0%: 不透明度0・スケール0.3の状態からスタート(ほぼ見えない小さな状態)
- 50%: 不透明度1・スケール1.05まで拡大し、元のサイズより少し大きく弾む
- 70%: スケール0.9まで少し縮んで反動をつくる
- 100%: スケール1(本来のサイズ)に落ち着いて完了
この「行き過ぎて戻る」という挙動が、自然なバウンド感を生み出します。
実装コード例
以下のコードをそのままHTMLファイルに保存してブラウザで開くと、画像がバウンスしながら表示されます。「Reload page」ボタンをクリックするとページが再読み込みされ、アニメーションを何度でも確認できます。
<html>
<head>
<style>
.animated {
background-image: url(/css/images/logo.png);
background-repeat: no-repeat;
background-position: left top;
padding-top: 95px;
margin-bottom: 60px;
-webkit-animation-duration: 10s;
animation-duration: 10s;
-webkit-animation-fill-mode: both;
animation-fill-mode: both;
}
@-webkit-keyframes bounceIn {
0% {
opacity: 0;
-webkit-transform: scale(.3);
}
50% {
opacity: 1;
-webkit-transform: scale(1.05);
}
70% {
-webkit-transform: scale(.9);
}
100% {
-webkit-transform: scale(1);
}
}
@keyframes bounceIn {
0% {
opacity: 0;
transform: scale(.3);
}
50% {
opacity: 1;
transform: scale(1.05);
}
70% {
transform: scale(.9);
}
100% {
transform: scale(1);
}
}
.bounceIn {
-webkit-animation-name: bounceIn;
animation-name: bounceIn;
}
</style>
</head>
<body>
<div id="animated-example" class="animated bounceIn"></div>
<button onclick="myFunction()">Reload page</button>
<script>
function myFunction() {
location.reload();
}
</script>
</body>
</html>コードのポイント解説
1. ベンダープレフィックスへの対応
-webkit-付きの記述は、古いSafariやAndroidブラウザなどWebKit系エンジニア向けの互換性対応です。現在の主要ブラウザでは標準の@keyframesのみで動作しますが、古い環境もサポートしたい場合は両方を併記しておくと安心です。
2. animation-fill-mode: both の役割
animation-fill-mode: bothを指定することで、アニメーション開始前は最初のキーフレーム(不透明度0)の状態が適用され、終了後も最後のキーフレームの状態が維持されます。これにより、アニメーション前後に要素がちらつくのを防げます。
3. アニメーション速度の調整
サンプルではanimation-duration: 10sと10秒と非常に長めに設定しています。実際のサイトで使う場合は、0.5秒〜1秒程度に短縮すると自然な印象になります。
animation-duration: 0.8s;
応用:イージングを変えてみよう
animation-timing-functionを追加すれば、バウンスの質感をさらに調整できます。例えば以下のように指定すると、より軽快な動きになります。
.bounceIn {
animation-name: bounceIn;
animation-timing-function: cubic-bezier(0.215, 0.610, 0.355, 1.000);
}CSSアニメーションはGPUアクセラレーションが効くtransformやopacityを使うため、パフォーマンス面でも優れています。ぜひ自分のサイトのロゴ表示やモーダルウィンドウの登場演出などに活用してみてください。
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