MongoDBで文字列をfloat型に変換する方法:parseFloat()を使った正しい手順を解説
MongoDBで文字列として保存された数値をfloat型に変換するには、parseFloat()を使用します。グループクエリや集計処理の際に変換結果が常に0になってしまう問題も、この方法で正しく回避できます。本記事では、実際のコード例を通じて、文字列形式の数値データをfloat型へ変換する手順を段階的に解説します。
サンプルコレクションの作成
まず、ドキュメントを含むコレクションを作成します。ここでは、値が文字列として保存されている「values」フィールドを持つドキュメントを挿入します。
> db.demo523.insertOne({"details":{values:"-0.45"}});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e89b7efb3fbf26334ef611f")
}
挿入したドキュメントの確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo523.find();
このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。「values」の値がダブルクォートで囲まれている点に注目してください。これは値が文字列型であることを示しています。
{ "_id" : ObjectId("5e89b7efb3fbf26334ef611f"), "details" : { "values" : "-0.45" } }
parseFloat()によるfloat変換クエリ
以下のクエリでは、forEach()の中でparseFloat()を呼び出すことで、文字列の値をfloat型に変換しています。これにより、集計時に結果が0になってしまう問題を防げます。
> db.getCollection('demo523').find({}).forEach( function(d)
... { d.details.values = parseFloat( d.details.values )
... db.getCollection('demo523').save(d)} );
この処理のポイントは以下の通りです。
- find({}): コレクション内の全ドキュメントを取得します。
- forEach(): 各ドキュメントに対して変換処理を繰り返し適用します。
- parseFloat(): 文字列の値を浮動小数点数に変換します。
- save(): 変換後のドキュメントで元のデータを上書き更新します。
変換後の結果確認
再度find()メソッドを実行して、変換後のドキュメントを確認しましょう。
> db.demo523.find();
実行すると、以下のように値がダブルクォートなしの数値(float型)として保存されていることがわかります。
{ "_id" : ObjectId("5e89b7efb3fbf26334ef611f"), "details" : { "values" : -0.45 } }
このように、parseFloat()をforEach()内で各ドキュメントに適用し、save()で更新することで、文字列として格納されていた数値を正しくfloat型に変換できます。これにより、その後の集計クエリやグループ化処理でも期待通りの数値計算結果が得られるようになります。
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