MongoDBで$orクエリを実装する方法をわかりやすく解説
MongoDBの$orクエリとは
MongoDBにおける $or 演算子は、複数の条件のうちいずれか1つでも一致するドキュメントを取得したい場合に使用します。SQLにおける「OR」句と同じ役割を果たし、条件は配列形式で指定します。
$orクエリの基本構文
$orクエリの基本構文は以下の通りです。
db.yourCollectionName.find({ $or : [ { "yourFieldName" : "yourValue1" }, { "yourFieldName" : "yourValue2" }, ...........N ] } ).pretty();
このように、$or の値として条件式の配列を渡すことで、「フィールドが値1、または値2、または…」というOR検索が実現できます。
サンプルコレクションの作成
それでは、実際に動作を確認するためにドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。以下のクエリで orDemo コレクションにドキュメントを挿入します。
> db.orDemo.insertOne({"UserName":"Larry","UserAge":23});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9491fd4cf1f7a64fa4df4c")
}
> db.orDemo.insertOne({"UserName":"David","UserAge":21});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9492074cf1f7a64fa4df4d")
}
> db.orDemo.insertOne({"UserName":"Mike","UserAge":25});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c94920e4cf1f7a64fa4df4e")
}
> db.orDemo.insertOne({"UserName":"Sam","UserAge":20});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9492144cf1f7a64fa4df4f")
}
> db.orDemo.insertOne({"UserName":"Carol","UserAge":24});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c94921d4cf1f7a64fa4df50")
}
> db.orDemo.insertOne({"UserName":"Bob","UserAge":22});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c94922c4cf1f7a64fa4df51")
}
登録済みドキュメントの確認
find() メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。クエリは以下の通りです。
> db.orDemo.find().pretty();
実行結果は次のようになります。
{
"_id" : ObjectId("5c9491fd4cf1f7a64fa4df4c"),
"UserName" : "Larry",
"UserAge" : 23
}
{
"_id" : ObjectId("5c9492074cf1f7a64fa4df4d"),
"UserName" : "David",
"UserAge" : 21
}
{
"_id" : ObjectId("5c94920e4cf1f7a64fa4df4e"),
"UserName" : "Mike",
"UserAge" : 25
}
{
"_id" : ObjectId("5c9492144cf1f7a64fa4df4f"),
"UserName" : "Sam",
"UserAge" : 20
}
{
"_id" : ObjectId("5c94921d4cf1f7a64fa4df50"),
"UserName" : "Carol",
"UserAge" : 24
}
{
"_id" : ObjectId("5c94922c4cf1f7a64fa4df51"),
"UserName" : "Bob",
"UserAge" : 22
}
$orクエリの実行例
ここで、$or を使った実際のクエリを見てみましょう。以下の例では、「UserName が Carol または Larry である」ドキュメントを検索しています。
> db.orDemo.find({ $or : [ { "UserName" : "Carol" }, { "UserName" : "Larry" } ] } ).pretty();
実行結果は以下の通りです。
{
"_id" : ObjectId("5c9491fd4cf1f7a64fa4df4c"),
"UserName" : "Larry",
"UserAge" : 23
}
{
"_id" : ObjectId("5c94921d4cf1f7a64fa4df50"),
"UserName" : "Carol",
"UserAge" : 24
}
このように、配列内に指定した複数の条件のどれかに一致したドキュメント(この場合は「Larry」と「Carol」)だけが出力されます。
まとめ
MongoDBの $or 演算子を使えば、同一フィールドだけでなく異なるフィールド同士のOR条件検索も可能です。find() メソッドと組み合わせて柔軟なデータ取得を行いましょう。
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