MongoDBでaggregate()と$groupを使ってレコードをグループ化し、ドット表記で特定の値を取得する方法
MongoDBでは、aggregate()メソッドと$group演算子を組み合わせることで、コレクション内のレコードを柔軟にグループ化できます。さらに、ドット表記(例:$details.Name)を使えば、ネストされた配列内の特定のフィールド値を抽出することも可能です。
本記事では、実際にコレクションを作成しながら、その手順を順番に見ていきましょう。
1. コレクションの作成とドキュメントの挿入
まずは、サンプルとなるコレクションを作成し、ドキュメントを挿入します。insertOne()メソッドを使用します。
> db.demo430.insertOne(
... {
... "details": [
... {
... "Name":"Chris"
... },
... {"Name":"David"},
... {"Name":"Adam"},
... {"Name":"Bob"}
... ]
... }
... );
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e7702ddbbc41e36cc3cae88")
}この例では、demo430というコレクションに、detailsという配列フィールドを持つ1件のドキュメントを登録しました。配列の中には、4つの名前オブジェクトが格納されています。
2. find()メソッドですべてのドキュメントを確認する
挿入したデータを確認するために、find()メソッドでコレクション内の全ドキュメントを表示してみましょう。
> db.demo430.find();
実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e7702ddbbc41e36cc3cae88"), "details" : [ { "Name" : "Chris" }, { "Name" : "David" }, { "Name" : "Adam" }, { "Name" : "Bob" } ] }3. aggregate()と$groupでレコードをグループ化する
ここからが本題です。以下のクエリでは、aggregate()メソッド内で$groupステージを使用し、ドット表記$details.Nameによって配列内の「Name」フィールドの値をまとめています。
> db.demo430.aggregate([{ "$group" : { "_id" : {"Name" : "$details.Name"}}}], ... );このクエリを実行すると、次のような結果が出力されます。
{ "_id" : { "Name" : [ "Chris", "David", "Adam", "Bob" ] } }ポイント解説
- $details.Name:ドット表記により、
details配列内の各要素から「Name」フィールドの値を参照しています。 - $group:指定した式の値に基づいてドキュメントをグループ化する集計ステージです。ここでは
_idとして名前の一覧を持つグループが1つ生成されます。
このように、MongoDBのアグリゲーションフレームワークを使えば、配列内のネストされた値も簡単にグループ化・抽出できます。条件を追加したい場合は、$matchステージを$groupの前に組み合わせると、より実用的な集計処理が実現できます。
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