MongoDBで深くネストされたオブジェクトをクエリする方法
ドット(.)表記とは
MongoDBで深くネストされたオブジェクト(配列の中にさらに配列やオブジェクトが入った構造など)をクエリするには、ドット(.)表記を使用します。フィールド名をピリオドでつなぐことで、階層構造の奥にあるフィールドへ直接アクセスできます。
ここでは、実際にサンプルコレクションを作成し、ネストされたデータをクエリする手順を順番に見ていきましょう。
サンプルコレクションの作成
まず、insertOne()メソッドを使って、ネストされたドキュメントを含むコレクション「demo350」を作成します。
> db.demo350.insertOne(
... {
... id:101,
... Name: "Chris",
... details: [
... {
... _id: 1,
... ClientNumber: "10001",
... ClientDetails: [
... {
... Name:"David",
... Age:29
... },
... {
... Name:"Bob",
... Age:31
... }
... ]
... }
... ]
... }
... );
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e553a68f8647eb59e5620b8")
}
> db.demo350.insertOne(
... {
... id:102,
... Name: "David",
... details: [
... {
... _id: 2,
... ClientNumber: "10002",
... ClientDetails: [
... {
... Name:"Carol",
... Age:42
... },
... {
... Name:"John",
... Age:37
... }
... ]
... }
... ]
... }
... );
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e553a8ff8647eb59e5620b9")
}登録したドキュメントの確認
find()メソッドを使うと、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.demo350.find();
この操作により、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e553a68f8647eb59e5620b8"), "id" : 101, "Name" : "Chris", "details" : [ { "_id" : 1, "ClientNumber" : "10001", "ClientDetails" : [ { "Name" : "David", "Age" : 29 }, { "Name" : "Bob", "Age" : 31 } ] } ] }
{ "_id" : ObjectId("5e553a8ff8647eb59e5620b9"), "id" : 102, "Name" : "David", "details" : [ { "_id" : 2, "ClientNumber" : "10002", "ClientDetails" : [ { "Name" : "Carol", "Age" : 42 }, { "Name" : "John", "Age" : 37 } ] } ] }深くネストされたオブジェクトのクエリ実行
それでは、ドット表記を使って深くネストされたオブジェクトをクエリしてみましょう。「details」配列の中にある「ClientDetails」配列内の「Name」フィールドを検索するには、「details.ClientDetails.Name」というパスを指定します。
> db.demo350.find({"details.ClientDetails.Name":"John"});この操作により、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e553a8ff8647eb59e5620b9"), "id" : 102, "Name" : "David", "details" : [ { "_id" : 2, "ClientNumber" : "10002", "ClientDetails" : [ { "Name" : "Carol", "Age" : 42 }, { "Name" : "John", "Age" : 37 } ] } ] }ご覧のとおり、条件に一致する「Name: John」を含むドキュメントだけが正しく取得されました。このようにドット表記を活用すれば、どれほど深い階層にネストされたフィールドでもシンプルな記述でアクセスできるのがMongoDBの大きな強みです。
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