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MongoDBで配列内の要素数を制限して取得する方法($slice演算子の使い方)

MongoDBにおける配列の上限設定の基本

MongoDBでは、サブコレクション(配列フィールド)に対してcapped(固定サイズコレクション)の設定を直接適用することはできません。cappedコレクションはドキュメント全体に対してのみ使用可能です。

しかし、配列から特定の件数だけ値を取得して表示したい場合は、$slice 演算子を使うことで簡単に実現できます。本記事では、実際のコード例を交えながら$sliceの使い方を解説します。

1. サンプルコレクションの作成

まず、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。

> db.demo319.insertOne({"Scores":[100,345,980,890]});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5e50ecf6f8647eb59e562064")
}
> db.demo319.insertOne({"Scores":[903,10004,84575,844]});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5e50ed01f8647eb59e562065")
}

上記の例では、「demo319」というコレクションに、それぞれ4つの数値を持つ「Scores」配列を含む2つのドキュメントを挿入しています。

2. 登録済みドキュメントの確認

find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。

> db.demo319.find().pretty();

実行すると、以下のような出力が得られます。

{
    "_id" : ObjectId("5e50ecf6f8647eb59e562064"),
    "Scores" : [
       100,
       345,
       980,
       890
    ]
}
{
    "_id" : ObjectId("5e50ed01f8647eb59e562065"),
    "Scores" : [
       903,
       10004,
       84575,
       844
    ]
}

3. $sliceを使って配列の先頭N件を取得する

続いて、配列内の要素数を制限して取得するクエリを見ていきましょう。aggregate()フレームワーク内で$projectステージと組み合わせ、$slice演算子を使用します。

> db.demo319.aggregate([
... { $project: {TwoScores: { $slice: [ "$Scores", 2 ] } } }
... ])

このクエリでは、「Scores」配列の先頭から2つの要素のみを抽出し、「TwoScores」という新しいフィールドとして出力しています。

実行結果は以下のとおりです。

{ "_id" : ObjectId("5e50ecf6f8647eb59e562064"), "TwoScores" : [ 100, 345 ] }
{ "_id" : ObjectId("5e50ed01f8647eb59e562065"), "TwoScores" : [ 903, 10004 ] }

まとめ

MongoDBでは配列そのものにcappedの概念を持たせることはできませんが、$slice演算子を活用すれば、配列から必要な件数だけ要素を取り出すことが可能です。負の数を指定すれば末尾からの取得もできるため、ログデータやスコア履歴など、配列データの一部だけを効率的に表示したい场景で非常に便利です。

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