MongoDBの単一クエリで日付順に並べてユーザーごとにグループ化する方法
MongoDBで日付順にソートしながらユーザーごとにデータをグループ化したい場合、aggregate()メソッドを使うことで、単一のクエリでこの処理を実現できます。本記事では、具体的なサンプルコードを通して、その手順をわかりやすく解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まず、insertOne()メソッドを使って、userIdとdueDateフィールドを持つドキュメントをコレクションに登録します。
> db.demo243.insertOne({"userId":1,dueDate:new ISODate("2019-01-10")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e4575f81627c0c63e7dba5f")
}
> db.demo243.insertOne({"userId":2,dueDate:new ISODate("2019-11-10")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e4576011627c0c63e7dba60")
}
> db.demo243.insertOne({"userId":2,dueDate:new ISODate("2020-01-31")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e4576151627c0c63e7dba61")
}
> db.demo243.insertOne({"userId":1,dueDate:new ISODate("2010-01-10")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e45761b1627c0c63e7dba62")
}この例では、ユーザーID「1」と「2」のそれぞれに複数の期限日(dueDate)を持つドキュメントが登録されています。
2. 登録したドキュメントの確認
find()メソッドを使うと、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.demo243.find();
実行結果は以下のとおりです。
{ "_id" : ObjectId("5e4575f81627c0c63e7dba5f"), "userId" : 1, "dueDate" : ISODate("2019-01-10T00:00:00Z") }
{ "_id" : ObjectId("5e4576011627c0c63e7dba60"), "userId" : 2, "dueDate" : ISODate("2019-11-10T00:00:00Z") }
{ "_id" : ObjectId("5e4576151627c0c63e7dba61"), "userId" : 2, "dueDate" : ISODate("2020-01-31T00:00:00Z") }
{ "_id" : ObjectId("5e45761b1627c0c63e7dba62"), "userId" : 1, "dueDate" : ISODate("2010-01-10T00:00:00Z") }3. ユーザーごとにグループ化して最新の日付を取得するクエリ
ここが本題です。aggregate()の$groupステージでuserIdをグループ化のキーに指定し、$max演算子を使うことで、各ユーザーの最も新しい期限日を取得できます。
> db.demo243.aggregate({
... $group: {
... _id : '$userId',
... dueDate: { $max: '$dueDate'}
... }
... })実行結果は以下のとおりです。
{ "_id" : 2, "dueDate" : ISODate("2020-01-31T00:00:00Z") }
{ "_id" : 1, "dueDate" : ISODate("2019-01-10T00:00:00Z") }解説
このクエリのポイントは以下の2点です。
・_id : '$userId'
グループ化のキーとしてuserIdフィールドを指定しています。これにより、同じユーザーIDを持つドキュメントが1つのグループにまとめられます。
・dueDate: { $max: '$dueDate'}$max演算子は、グループ内の各ドキュメントからdueDateの最大値(=最も新しい日付)を抽出します。日付型(ISODate)同士の比較は時系列順に行われるため、最新の期限日が正確に取得できます。
このように、aggregate()と$group、$maxを組み合わせれば、単一のクエリで「ユーザーごとのグループ化」と「最新日付の抽出」を同時に実現できます。なお、結果を日付の昇順・降順で並べ替えたい場合は、$groupの後に$sortステージを追加すると、さらに柔軟な制御が可能です。
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