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MongoDBでフィールドを連結する方法|$concat演算子の使い方を解説

MongoDBでフィールド同士を連結(文字列結合)したい場合は、集計フレームワーク(Aggregation Pipeline)で使用できる$concat演算子を利用します。$concatは、複数の文字列やフィールドの値を1つの文字列に結合できる便利な演算子です。

この記事では、実際にサンプルコレクションを作成し、$concatを使って「名前(First Name)」と「苗字(Last Name)」のフィールドを連結する具体的な手順を解説します。

サンプルコレクションの作成

まずは、ドキュメントを格納するコレクションを作成しましょう。insertOne()メソッドを使って、学生の氏名データを登録していきます。

> db.concatenateFieldsDemo.insertOne({"StudentFirstName":"Adam","StudentLastName":"Smith"});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd6ebf46d78f205348bc62e")
}
> db.concatenateFieldsDemo.insertOne({"StudentFirstName":"John","StudentLastName":"Doe"});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd6ebfc6d78f205348bc62f")
}
> db.concatenateFieldsDemo.insertOne({"StudentFirstName":"David","StudentLastName":"Miller"});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd6ec376d78f205348bc630")
}
> db.concatenateFieldsDemo.insertOne({"StudentFirstName":"Sam","StudentLastName":"Williams"});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd6ec436d78f205348bc631")
}

登録済みドキュメントの確認

次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみます。

> db.concatenateFieldsDemo.find().pretty();

実行すると、以下のような出力が得られます。

{
    "_id" : ObjectId("5cd6ebf46d78f205348bc62e"),
    "StudentFirstName" : "Adam",
    "StudentLastName" : "Smith"
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd6ebfc6d78f205348bc62f"),
    "StudentFirstName" : "John",
    "StudentLastName" : "Doe"
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd6ec376d78f205348bc630"),
    "StudentFirstName" : "David",
    "StudentLastName" : "Miller"
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd6ec436d78f205348bc631"),
    "StudentFirstName" : "Sam",
    "StudentLastName" : "Williams"
}

$concat演算子でフィールドを連結する

それでは本題です。aggregate()メソッドと$projectステージを組み合わせて、StudentFirstNameStudentLastNameの2つのフィールドを連結し、新しいフィールドStudentFullNameとして出力します。ここでは区切り文字として「/」を挿入していますが、スペースやハイフンなど、任意の文字列に置き換えることも可能です。

> db.concatenateFieldsDemo.aggregate([
    {$project:{"StudentFullName":{$concat:
    ["$StudentFirstName","/","$StudentLastName"]},"StudentFirstName":1,"StudentLastName":1}}
]);

上記のクエリを実行すると、以下のような結果が出力されます。元の2つのフィールドに加え、連結された新しいフィールドが各ドキュメントに追加されているのが確認できます。

{ "_id" : ObjectId("5cd6ebf46d78f205348bc62e"), "StudentFirstName" : "Adam", "StudentLastName" : "Smith", "StudentFullName" : "Adam/Smith" }
{ "_id" : ObjectId("5cd6ebfc6d78f205348bc62f"), "StudentFirstName" : "John", "StudentLastName" : "Doe", "StudentFullName" : "John/Doe" }
{ "_id" : ObjectId("5cd6ec376d78f205348bc630"), "StudentFirstName" : "David", "StudentLastName" : "Miller", "StudentFullName" : "David/Miller" }
{ "_id" : ObjectId("5cd6ec436d78f205348bc631"), "StudentFirstName" : "Sam", "StudentLastName" : "Williams", "StudentFullName" : "Sam/Williams" }

$concat演算子を使う際のポイント

  • $concatは、$projectや$addFieldsなどの集計パイプラインのステージ内で使用できます。
  • 引数のいずれかにnullまたは存在しないフィールドが含まれる場合、連結結果はnullになります。
  • 数値型のフィールドを連結したい場合は、あらかじめ$toString演算子で文字列型に変換しておく必要があります。

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