MongoDB
 Computer >> コンピューター >  >> プログラミング >> MongoDB

MongoDBで更新部分とクエリ部分を組み合わせてアップサートされたドキュメントを作成する方法

MongoDBにおけるアップサートの基本

MongoDBでドキュメントをアップサート(存在しなければ挿入、存在すれば更新)するには、$set演算子upsert:trueオプションを組み合わせて使用します。まずは、サンプルとなるコレクションとドキュメントを作成してみましょう。

> db.updateWithUpsertDemo.insertOne({"StudentFirstName":"John","StudentAge":21});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd2a61c345990cee87fd890")
}
> db.updateWithUpsertDemo.insertOne({"StudentFirstName":"Larry","StudentAge":23});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd2a624345990cee87fd891")
}
> db.updateWithUpsertDemo.insertOne({"StudentFirstName":"David","StudentAge":24});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5cd2a62c345990cee87fd892")
}

登録済みドキュメントの確認

find()メソッドを使用すると、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。

> db.updateWithUpsertDemo.find().pretty();

上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。

{
    "_id" : ObjectId("5cd2a61c345990cee87fd890"),
    "StudentFirstName" : "John",
    "StudentAge" : 21
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd2a624345990cee87fd891"),
    "StudentFirstName" : "Larry",
    "StudentAge" : 23
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd2a62c345990cee87fd892"),
    "StudentFirstName" : "David",
    "StudentAge" : 24
}

更新部分とクエリ部分を組み合わせたアップサートの実行

それでは、クエリ条件と$setによる更新内容を組み合わせて、アップサートを実行してみましょう。以下の例では、特定の_idを持つドキュメントに対して「StudentFirstName」フィールドを「Chris」に更新しています。

> db.updateWithUpsertDemo.update({_id: ObjectId("5cd2a624345990cee87fd891")},{"$set": {"StudentFirstName": "Chris"}}, {upsert:true});
WriteResult({ "nMatched" : 1, "nUpserted" : 0, "nModified" : 1 })

実行結果の「nMatched : 1」は、クエリ条件に一致したドキュメントが1件あり、「nModified : 1」はその1件が実際に更新されたことを示しています。もし一致するドキュメントが存在しなければ、「nUpserted」が1となり、新しいドキュメントが自動的に挿入されます。

更新結果の検証

「StudentFirstName」フィールドが正しく変更されたかどうか、再度find()メソッドで確認してみましょう。

> db.updateWithUpsertDemo.find().pretty();

実行結果は以下の通りです。「Larry」という名前が「Chris」に更新されていることがわかります。

{
    "_id" : ObjectId("5cd2a61c345990cee87fd890"),
    "StudentFirstName" : "John",
    "StudentAge" : 21
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd2a624345990cee87fd891"),
    "StudentFirstName" : "Chris",
    "StudentAge" : 23
}
{
    "_id" : ObjectId("5cd2a62c345990cee87fd892"),
    "StudentFirstName" : "David",
    "StudentAge" : 24
}

まとめ

このように、MongoDBではupdate()メソッドの第1引数にクエリ条件、第2引数に$set演算子を使った更新内容を指定し、第3引数で{upsert:true}を設定することで、ドキュメントの有無に応じた柔軟な更新・挿入処理を実現できます。なお、最新のMongoDBではupdate()の代わりにupdateOne()やupdateMany()メソッドの使用が推奨されています。

  1. MongoDBでネストされたドキュメントを更新する方法|位置演算子$を使った配列要素の更新手順

    MongoDBでは、ドキュメント内の配列に格納されたネストされた(入れ子の)ドキュメントも、位置演算子「$」を使うことで効率的に更新できます。この記事では、実際のコード例を通じて、配列内の特定のサブドキュメントを更新する手順をわかりやすく解説します。 1. サンプルコレクションの作成 まず、insertOne()メソッドを使用して、ネストされたドキュメントを含むコレクションを作成します。ここでは「Information」というフィールドに、複数のサブドキュメントを持つ配列を格納しています。 > db.demo595.insertOne( { Information: [ { _i

  2. 【MongoDB】ネストされた(入れ子構造の)ドキュメントを更新するクエリの書き方

    MongoDBでは、入れ子(ネスト)になったサブドキュメントのフィールドを更新する際、update()メソッドとドット表記(dot notation)を組み合わせて使用します。ドット表記を使うことで、深い階層にあるフィールドを直接指定して値を変更できます。1. サンプルコレクションの作成まず、ネストされたドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。以下のコマンドでdemo607というコレクションにドキュメントを挿入します。> db.demo607.insertOne( ... { ... id: 1, ... Info1 : { ...