【MongoDB】特定のフィールド(キー)を持つドキュメントだけを抽出する$exists演算子の使い方
MongoDBでは、特定のフィールド(キー)を持つドキュメントだけを抽出したいケースがよくあります。たとえば、一部のドキュメントにしか存在しない項目を条件に検索する場合です。そんなときに便利なのが $exists 演算子です。
$exists演算子の基本構文
指定したフィールドが存在するレコードを選択するには、次のような構文を使用します。
db.yourCollectionName.find( { yourFieldName: { $exists : true } } ).pretty();
この構文を実際に確認できるよう、サンプルコレクションを作成してみましょう。
サンプルデータの作成
まず、テスト用のコレクション「selectRecordsHavingKeyDemo」にドキュメントを挿入します。あえて「StudentAge」フィールドを持つドキュメントと持たないドキュメントを混在させています。
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.insertOne({"StudentName":"John","StudentAge":21,"StudentMathMarks":78});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8b7be780f10143d8431e0f")
}
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.insertOne({"StudentName":"Carol","StudentMathMarks":89});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8b7bfc80f10143d8431e10")
}
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.insertOne({"StudentName":"Sam","StudentAge":26,"StudentMathMarks":89});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8b7c1280f10143d8431e11")
}
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.insertOne({"StudentName":"Sam","StudentMathMarks":98});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8b7c2180f10143d8431e12")
}
挿入が完了したら、find()メソッドを使ってコレクション内のすべてのドキュメントを表示して確認しましょう。
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.find().pretty();
実行結果は以下のとおりです。4件のうち2件(Carolと2人目のSam)には「StudentAge」フィールドが存在しないことがわかります。
{
"_id" : ObjectId("5c8b7be780f10143d8431e0f"),
"StudentName" : "John",
"StudentAge" : 21,
"StudentMathMarks" : 78
}
{
"_id" : ObjectId("5c8b7bfc80f10143d8431e10"),
"StudentName" : "Carol",
"StudentMathMarks" : 89
}
{
"_id" : ObjectId("5c8b7c1280f10143d8431e11"),
"StudentName" : "Sam",
"StudentAge" : 26,
"StudentMathMarks" : 89
}
{
"_id" : ObjectId("5c8b7c2180f10143d8431e12"),
"StudentName" : "Sam",
"StudentMathMarks" : 98
}
特定のキーを持つレコードを選択するクエリ
それでは、「StudentAge」フィールドを持つドキュメントのみを$exists演算子で抽出してみます。ここでは例として「StudentMathMarks」フィールドの存在をチェックしています。
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.find( { StudentMathMarks : { $exists : true } } ).pretty();
実行結果は以下のとおりです。
{
"_id" : ObjectId("5c8b7be780f10143d8431e0f"),
"StudentName" : "John",
"StudentAge" : 21,
"StudentMathMarks" : 78
}
{
"_id" : ObjectId("5c8b7bfc80f10143d8431e10"),
"StudentName" : "Carol",
"StudentMathMarks" : 89
}
{
"_id" : ObjectId("5c8b7c1280f10143d8431e11"),
"StudentName" : "Sam",
"StudentAge" : 26,
"StudentMathMarks" : 89
}
{
"_id" : ObjectId("5c8b7c2180f10143d8431e12"),
"StudentName" : "Sam",
"StudentMathMarks" : 98
}
すべてのドキュメントが「StudentMathMarks」フィールドを持っているため、4件すべてが結果として返されました。
逆に、キーを持たないレコードを取得するには?
$exists演算子は false を指定することもできます。以下のように書くと、指定したフィールドが存在しないドキュメントだけを抽出できます。
> db.selectRecordsHavingKeyDemo.find( { StudentAge : { $exists : false } } ).pretty();
このクエリを実行すると、「StudentAge」フィールドを持たないCarolとSamの2件のドキュメントが返されます。スキーマが柔軟なMongoDBならではの便利な機能なので、ぜひ活用してみてください。
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