PHPのFILTER_SANITIZE_STRIPPED定数とは?使い方とオプションフラグを解説
FILTER_SANITIZE_STRIPPED定数は、文字列から不要な文字を除去(ストリップ)またはエンコードするためのサニタイズフィルターです。入力値に含まれるHTMLタグなどを取り除き、安全な文字列として扱いたい場面で活用できます。
なお、この定数はFILTER_SANITIZE_STRINGのエイリアスであり、PHP 8.1以降では非推奨となっている点に注意してください。新規に書くコードでは、strip_tags()関数や他のフィルターの利用が推奨されます。
オプションとフラグ
FILTER_SANITIZE_STRIPPEDと組み合わせて指定できる主なフラグは以下のとおりです。
- FILTER_FLAG_NO_ENCODE_QUOTES … シングルクォートとダブルクォートをエンコードせず、そのまま残します
- FILTER_FLAG_STRIP_LOW … ASCII値が32未満の文字を削除します
- FILTER_FLAG_STRIP_HIGH … ASCII値が127より大きい文字を削除します
- FILTER_FLAG_ENCODE_LOW … ASCII値が32未満の文字をエンコードします
- FILTER_FLAG_ENCODE_HIGH … ASCII値が127より大きい文字をエンコードします
- FILTER_FLAG_ENCODE_AMP … アンパサンド(&)を&にエンコードします
戻り値
FILTER_SANITIZE_STRIPPEDはあくまで定数のため、それ自体が何かの値を返すことはありません。実際のフィルタリング処理は、filter_var()関数の第2引数にこの定数を渡すことで行われます。
使用例
次の例では、HTMLタグを含む文字列をFILTER_SANITIZE_STRIPPEDでフィルタリングしています。
<?php
$var = "<p><strong>Demo!</strong>text!<p>";
var_dump(filter_var($var, FILTER_SANITIZE_STRIPPED));
?>
出力結果
実行すると、以下のように表示されます。
string(10) "Demo!text!"
<p>タグや<strong>タグがすべて除去され、「Demo!text!」という10文字の文字列だけが残っていることが確認できます。
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