【PHP入門】現在の関数名を取得する方法(__FUNCTION__と__METHOD__の使い方)
PHPで実行中の関数名やメソッド名を取得したい場合、マジック定数を利用するのが最も簡単な方法です。代表的な定数として __FUNCTION__ と __METHOD__ の2種類があり、それぞれ出力される内容が異なります。
__FUNCTION__で関数名を取得する
まずは、__FUNCTION__ を使って現在の関数名を取得する例を見てみましょう。
<?php
class Base {
function display() {
echo "\nBase class function declared final!";
var_dump(__FUNCTION__);
}
function demo() {
echo "\nBase class function!";
}
}
class Derived extends Base {
function demo() {
echo "\nDerived class function!";
}
}
$ob = new Base;
$ob->demo();
$ob->display();
$ob2 = new Derived;
$ob2->demo();
$ob2->display();
?>実行結果
Base class function! Base class function declared final!string(7) "display" Derived class function! Base class function declared final!string(7) "display"
var_dump(__FUNCTION__) の結果として、文字列型・7バイトの "display" が出力されていることがわかります。__FUNCTION__ はクラス名を含まない、関数またはメソッド名のみを返します。
__METHOD__でクラス名付きのメソッド名を取得する
次に、__METHOD__ を使用した例です。こちらは「クラス名::メソッド名」の形式で返される点が特徴です。
<?php
class Base {
function display() {
echo "\nBase class function declared final!";
var_dump(__FUNCTION__);
}
function demo() {
echo "\nBase class function!";
var_dump(__METHOD__);
}
}
class Derived extends Base {
function demo() {
echo "\nDerived class function!";
}
}
$ob = new Base;
$ob->demo();
$ob->display();
$ob2 = new Derived;
$ob2->demo();
$ob2->display();
?>実行結果
Base class function!string(10) "Base::demo" Base class function declared final!string(7) "display" Derived class function! Base class function declared final!string(7) "display"
demo() メソッド内での var_dump(__METHOD__) の結果が string(10) "Base::demo" となっている点に注目してください。このように、どのクラスに属するメソッドかを特定したい場合には __METHOD__ が便利です。
__FUNCTION__と__METHOD__の違いまとめ
| マジック定数 | 戻り値 |
|---|---|
__FUNCTION__ | 関数名・メソッド名のみ(例:display) |
__METHOD__ | クラス名付きのメソッド名(例:Base::demo) |
なお、これらはコンパイル時に解決されるため、変数のように動的に値を変更することはできません。デバッグ時のログ出力やエラーメッセージの生成など、実行箇所の特定が必要な場面で活用すると効果的です。
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