【PHP入門】NULL型とは?意味・代入方法・型キャストの挙動を解説
NULL型の定義と基本
PHPでは、値を持たない変数は「NULL型」に分類されます。NULL型の変数が取る値は、NULL(値が存在しないことを表す唯一の値)だけです。
変数がNULLになるのは、主に次のようなケースです。
- 変数に明示的に
NULLを代入した場合 unset()関数によって変数の値が破棄された場合
構文
$var = NULL;
NULLは大文字・小文字を区別しないキーワードのため、null と小文字で記述しても同じ意味になります。
他の型からNULLへのキャスト
他の型の変数をNULLへキャストすること自体は可能ですが、このキャスト((unset)$var の形式)はPHP 7.2 以降で非推奨となっています。以前のバージョンでは (unset)$var という構文でNULLへのキャストを行っていました。
NULLを変数に代入する例
次の例は、変数にNULLを代入し、var_dump() で型と値を確認するコードです。
<?php $var = NULL; var_dump($var); ?>
出力結果
NULL
NULLを他の型へキャストする例
NULL型の変数を、整数型(int)・浮動小数点型(float)・論理型(bool)にキャストすると、どのような値になるかを見てみましょう。
<?php $var = NULL; var_dump((int) $var); var_dump((float) $var); var_dump((bool) $var); var_dump((boolean) $var); ?>
出力結果
int(0) float(0) bool(false) bool(false)
このように、NULLを整数型や浮動小数点型にキャストすると 0 になり、論理型にキャストすると false になります。なお、bool と boolean はどちらも同じ意味のキャスト指定子で、結果も同一です。
補足:NULLかどうかの判定には is_null() が便利
変数がNULLであるかを判定したい場合は、is_null() 関数を使うと簡潔に記述できます。
<?php $var = NULL; var_dump(is_null($var)); // bool(true) ?>
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